Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第41章 JMSアプリケーションの開発> 41.4 サンプルアプリケーション

41.4.13 サンプルSendMessageUsingTopic

 サンプルSendMessageUsingTopicについて説明します。

(1)概要

 サンプルSendMessageUsingTopicは、WWWブラウザから値(ConnectionFactory名、Destination名、送信メッセージ)を入力するとメッセージを送信するサーブレットです。メッセージの送信が終了すると終了した旨のメッセージがWWWブラウザに出力されます。

 サンプルプログラムの構成を以下に示します。

<samples>
   *<J2EE>
       *<Servlet>
           *<Topic>
           *   * SendMessageUsingTopic.java          … サーブレットクラス
           *   * SendMessageUsingTopicApp.java       … アプリケーションクラス
           *   * ServletParameter.java               … パラメタクラスインタフェース
           *   * SendMessageUsingTopicParameter.java … パラメタクラス
           *   * ServletPage.java                    … ページクラスインタフェース
           *   * SendMessageUsingTopicPage.java      … ページクラス
           *   * SendMessageUsingTopic.html          … HTMLファイル
           * servlet_jms.war                         … Webアプリケーション(WARファイル)

(2)サンプルの呼出し

 サンプルSendMessageUsingTopicを呼出すまでの操作手順について説明します。

1. 配備(Deployment)

 J2EE管理ツールを使用して、Webアプリケーション(servlet_jms.war ファイル)を配備します。
 J2EE管理ツールの使用方法については、“J2EE管理ツール”を参照してください。

 注)以降、Webアプリケーション識別子を“servlet_jms”(デフォルト)として説明します。

2. JMSの環境設定

 ConnectionFactory定義の定義名を“TestTopicConnectionFactory”、種類を“TopicConnectionFactory”として登録します。
 Destination定義の定義名を“TestTopic”、種類を“Topic”として登録します。
 なお、Destination定義の登録時に指定したグループ名、チャネル名でイベントチャネルを生成しておく必要があります。イベントチャネルの生成については、“イベントチャネル運用マシンの環境設定”を参照してください。

3. IJServerの環境設定

 J2EE管理ツールを使用して、IJServerの以下の詳細情報を設定します。(インストールパスはデフォルト)
 環境変数の詳細については、“JMSアプリケーション運用マシンの環境設定”を参照してください。

image

image image

 注)Interstageが動作中の場合は、Interstageを通常停止してください。

4. IJServerの起動

 J2EE管理ツールを使用して、IJServerを起動します。

 注)Interstageが停止中の場合は、Interstageを起動してください。

5. WWWブラウザからサーブレットの呼出し

 WWWブラウザで以下のURLを指定します。

6. 値の入力とSENDボタンの選択

 下記の値を入力しSENDボタンを押してください。

 ConnectionFactory Name : TestTopicConnectionFactory
 Destination Name : TestTopic
 Message : Test Message

7. サーブレット実行結果の表示

 メッセージの送信に成功した場合には、以下のメッセージが出力されます。

 Transmission of a message was completed.


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