Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第5部 JMS編> 第39章 Interstage JMSの環境設定> 39.1 イベントチャネル運用マシンの環境設定> 39.1.1 運用前の環境設定

39.1.1.3 静的イベントチャネルの生成

 esmkchnlコマンドを使用して、JMSアプリケーションがメッセージの送受信に使用するイベントチャネルを生成します。

 必要に応じて、次のオプションおよび引数を指定してください。

image

[Publish/Subscribeメッセージングモデルの場合]

 イベントチャネルの不揮発化機能、ローカルトランザクション機能を使用した運用を行う、グループ“mygroup”のイベントチャネル“mychannel”を生成する場合

 esmkchnl -g mygroup -c mychannel -notify -persist all -tran


[Point-To-Pointメッセージングモデルの場合]

 イベントチャネルの不揮発化機能、ローカルトランザクション機能を使用した運用を行う、グループ“mygroup”のイベントチャネル“mychannel”を生成する場合

 esmkchnl -g mygroup -c mychannel -notify -ptp -persist all -tran

image

 グローバルトランザクション機能を使用する場合は、データベース連携サービスが起動されている必要があります。また、データベース連携サービスの多重度に、サブスクライバ数およびパブリッシャ数の合計、またはレシーバ数およびセンダ数の合計より大きい値を指定する必要があります。データベース連携サービスの起動、データベース連携サービスの多重度の指定方法については、“JTSの運用”を参照してください。

 Point-To-Pointメッセージングモデルの場合、essetcnfchnlコマンド(-ltrntimeオプション指定)を使用して、ローカルトランザクションのタイムアウト値(デフォルト値は604800秒)を小さい値(300秒程度を推奨)に変更してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2006