Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第39章 Interstage JMSの環境設定> 39.1 イベントチャネル運用マシンの環境設定> 39.1.1 運用前の環境設定

39.1.1.4 イベントチャネル動作環境の変更

 以下の設定を行うことにより、イベントチャネルの動作環境を変更することができます。

コマンドのオプション項目を以下に示します。



オプション

内容

-schmax

トピックまたはキューが使用する静的イベントチャネルの最大起動数

-dchmax

テンポラリトピックまたはテンポラリキューが使用する動的イベントチャネルの最大起動数

-edinit

イベントチャネルに蓄積できるメッセージ数の初期値

-edmax

イベントチャネルに蓄積できるメッセージ数の最大値

-wtime

メッセージの待ち合わせ時間(秒)(注)

-coninit

イベントチャネルに接続できるサブスクライバ数またはレシーバ数の初期値

-conext

イベントチャネルに接続できるサブスクライバ数またはレシーバ数の拡張数

-conenum

イベントチャネルに接続できるサブスクライバ数またはレシーバ数の拡張回数

-supinit

イベントチャネルに接続できるパブリッシャ数またはセンダ数の初期値

-supext

イベントチャネルに接続できるパブリッシャ数またはセンダ数の拡張数

-supenum

イベントチャネルに接続できるパブリッシャ数またはセンダ数の拡張回数

-logsize

イベントサービスで発生したエラー情報を出力するログファイルのサイズ(Kバイト単位)

-loglevel

ログに出力するエラー情報レベル

-logdump

ログに出力するメッセージのダンプサイズ

-gtrnmax

同時実行可能なグローバルトランザクション数

-ltrntime

ローカルトランザクションのタイムアウト時間(秒)

-2pctime

2フェーズコミットタイムアウト監視時間(秒)

-retrytime

リカバリ時のリトライ間隔(秒)

-retrymax

リカバリ時のリトライ回数

-chkcon

サブスクライバ未接続時のエラー復帰モード

-dcache

イベントチャネル不揮発化運用時のメッセージのメモリキャッシュ数

注)CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_receive_timeoutの値に依存します。

image

 不揮発化運用中のイベントチャネルの動作環境を変更する場合、以下の構成情報/環境情報のみ変更可能です。

 上記以外の構成情報/環境情報を変更した場合は、不揮発化運用中のイベントチャネルの動作環境が変更されることがあります。この場合、不揮発化情報の整合性が取れなくなる可能性があるため、不揮発化運用中のイベントチャネルを再作成する必要があります。


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