Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

39.1.1.2 ユニットの生成と起動

　以下の機能を使用する場合、esmkunitコマンドを使用してユニットを生成します。

• Durable Subscription機能
• イベントチャネルの不揮発化機能（メッセージ保証）
• ローカルトランザクション機能（メッセージ保証）
• グローバルトランザクション機能（メッセージ保証）

　ユニット定義ファイル“unit1.def”を使用して、ユニットを生成する場合

　esmkunit -uf unit1.def

　必要に応じて、ユニット定義ファイルの以下の項目を編集してください。

• unitmode
  　std（標準ユニット）またはext（拡張ユニット）を指定します。グローバルトランザクション機能を使用する場合は、extを指定します。
• trandir
  　トランザクション用ファイルを格納するディレクトリを指定します。Windows(R)の場合、NTFSの必要があります。
• sysdir
  　システム用ファイルを格納するディレクトリを指定します。Windows(R)の場合、NTFSの必要があります。
• userdir
  　イベントデータ用ファイルを格納するディレクトリを指定します。Windows(R)の場合、NTFSの必要があります。

　デフォルトのユニット定義ファイルは、以下のディレクトリ(インストールパスはデフォルト)に格納されています。

　C:\INTERSTAGE\eswin\etc\def

　/opt/FJSVes/etc/def

　その後、esstartunitコマンドを使用してユニットを起動します。

　ユニット定義ファイルのユニットIDが“unit1”を起動する場合

　esstartunit -unit unit1