Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 Servlet/JSP編> 第10章 Webアプリケーションの開発> 10.8 サンプルアプリケーション> 10.8.3 サンプルCorbaServlet

10.8.3.5 サンプルCorbaServletの呼び出し

 サンプルCorbaServletを呼び出すまでの操作手順について説明します。

1.CORBAアプリケーションの起動

 CORBAアプリケーションを起動します。
 詳細については、“CORBAアプリケーションの操作方法”を参照してください。

2.JServlet環境定義ファイルの修正

 JServlet環境定義ファイルは以下です。

image
C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\conf\jswatch.conf
imageimage
/etc/opt/FJSVjs2/jswatch.conf

 JServlet環境定義ファイルの以下の項目を確認し、必要に応じて修正してください。

◆Java VMを起動するためのコマンド名

image
myserver_001.bin=JDKのインストールディレクトリ\bin\java.exe
image
myserver_001.bin=/opt/FJSVawjbk/jdk12e/bin/java  ...JDK1.2(拡張モード)の場合
myserver_001.bin=/opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/java   ...JDK1.3の場合
myserver_001.bin=/opt/FJSVawjbk/jdk14/bin/java   ...JDK1.4の場合
image
myserver_001.bin=/opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/java   ...JDK1.3の場合
myserver_001.bin=/opt/FJSVawjbk/jdk14/bin/java   ...JDK1.4の場合

◆JDKのtools.jar

image
myserver_001.env=CLASSPATH=JDKのインストールディレクトリ\lib\tools.jar
image
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVawjbk/jdk12e/lib/tools.jar ...JDK1.2(拡張モード)の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVawjbk/jdk13/lib/tools.jar  ...JDK1.3の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVawjbk/jdk14/lib/tools.jar  ...JDK1.4の場合
image
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVawjbk/jdk13/lib/tools.jar  ...JDK1.3の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVawjbk/jdk14/lib/tools.jar  ...JDK1.4の場合

◆CORBAサービスを利用するための設定

image
#CORBAサービスのインストールディレクトリへの環境変数OD_HOMEの設定
myserver_001.env=OD_HOME=C:\INTERSTAGE\ODWIN
#CORBAサービスのJavaライブラリへのクラスパスの設定
myserver_001.env=CLASSPATH=C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\class\ODjava2.jar ...JDK1.2(拡張モード)の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\class\ODjava2.jar ...JDK1.3の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\class\ODjava4.jar ...JDK1.4の場合
image
#CORBAサービスのインストールディレクトリへの環境変数OD_HOMEの設定
myserver_001.env=OD_HOME=/opt/FSUNod
#CORBAサービスのJavaライブラリへのクラスパスの設定
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar ...JDK1.2(拡張モード)の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar ...JDK1.3の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar ...JDK1.4の場合
#CORBAサービスのlibディレクトリへの環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定
myserver_001.env=LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNod/lib
#native threadでの動作の指定
myserver_001.env=THREADS_FLAG=native   ...JDK1.2(拡張モード)の場合
image
#CORBAサービスのインストールディレクトリへの環境変数OD_HOMEの設定
myserver_001.env=OD_HOME=/opt/FJSVod
#CORBAサービスのJavaライブラリへのクラスパスの設定
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVod/etc/class/ODjava2.jar ...JDK1.3の場合
myserver_001.env=CLASSPATH=/opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar ...JDK1.4の場合
#CORBAサービスのlibディレクトリへの環境変数LD_LIBRARY_PATHの設定
myserver_001.env=LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVod/lib

◆myserver_001.bin.parametersの設定

 Javaコマンドのパラメタとしてプロパティ情報を設定する場合、
 myserver_001.bin.parametersに以下のORBの設定を追加してください。

-Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB
-Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB

3.Servletサービスの起動

 Servletサービスを起動します。
 カレントディレクトリを以下に変更して、jssvstartコマンドを実行します。

image
カレントディレクトリ: C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\bin
コマンドの実行方法 : jssvstart
imageimage
カレントディレクトリ: /opt/FJSVjs2/bin
コマンドの実行方法 : ./jssvstart

4.WWWサーバの環境設定

 WWWサーバの環境設定を行います。詳細については、“WWWサーバの環境設定”を参照してください。

5.WWWサーバの起動

 WWWサーバを起動します。WWWサーバの起動については、“WWWサーバの起動”を参照してください。

6.WWWブラウザから呼び出し

 WWWブラウザで以下のURLを指定します。
 “:ポート番号”はWWWサーバの環境設定に合わせて、指定してください。

http://WWWサーバホスト名:ポート番号/sample/

 以下の画面が表示されます。

image

7.“CorbaServlet”の選択

 6.で表示された画面で、“CorbaServlet”を選択します。
 以下の画面が表示されます。

image

8.数値の入力と“Submit”ボタンの選択

 7.で表示された画面で、2つの数値を入力し、“Submit”ボタンを選択します。
 内部でCORBAアプリケーションが呼び出され、加算が行われます。

9.実行結果の表示

 加算結果が表示されます。

image


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2006