Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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4.3.1 サーチデータの再配置
データの削除やsearcherの増設などにより、searcherごとのデータ量に偏りが大きくなった場合は、サーチデータの再配置が必要になります。
サーチデータを再配置することにより、searcherごとのデータ量を均等にすることができます。
Shunsakuの検索速度は、最大データ量を持つsearcherに依存します。searcherごとのデータ量が均等でない場合には、サーチデータの再配置を行い、データ量を均等にすることにより最大データ量が減少するため、検索性能が向上します。
サーチデータを再配置する場合の運用例を、以下の図に示します。
[図:サーチデータを再配置する場合の運用例]

サーチデータの再配置は、以下の手順で行います。

- shundstateコマンドを実行し、接続searcher情報からsearcherごとのデータ量を参照します。
shundstate -s director識別子 -p |
- searcherごとのデータ量に偏りが見られる場合、shundresendコマンドを実行し、サーチデータの再配置を行います。
shundresend -s director識別子 |
- shundstateコマンドを再度実行し、接続searcher情報から、searcherごとのデータ量が均等に配置されたことを確認します。
shundstate -s director識別子 -p |

shundstateコマンドの出力表示については、“6.2.3 director運用情報のモニタリング”を参照してください。

shundresendコマンドとアプリケーション、shundresendコマンドと他のコマンドとの競合関係については、“付録E 競合関係”を参照してください。
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