MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) オペレーティングシステム - |
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第1章 概要 |
MQ連携サービスは、Interstageアプリケーションから、IBM社のWebSphere MQアプリケーション間の非同期メッセージングを実現します。サーバ間の通信は、TCP/IPネットワークの基でMQ連携サービス独自のプロトコル(以降、MQDBRIDGEプロトコルと略します)を使用しており、高信頼かつ高性能な非同期メッセージングを実現します。
図1.2に、製品の位置づけを示します。
Interstageとは、異種コンピューティング環境間の相互連携を図るため、基盤技術として国際標準のCORBAを実装して、高信頼、高性能な基幹業務システム構築を目的としたソフトウェアです。そのアプリケーションインタフェースを利用して作成したソフトウェアをInterstageアプリケーションと言います。
Interstageアプリケーションが非同期にメッセージ格納およびメッセージ取出しを行うためにInterstageを使用します。
CORBAネットワークを介して処理を呼び出す側のソフトウェアを示します。
TCP/IPとは、UNIXサーバ上で動作して、TCP/IP通信を実現するソフトウェアです。MQ連携サービスは、OSが提供するアプリケーションインタフェースにより、TCP/IPによるシステム間通信を実現しています。
TCPIP/MVSとは、MVSシステム上で動作して、TCP/IP通信を実現するソフトウェアです。MQ連携サービスは、TCPIP/MVSが提供するアプリケーションインタフェースにより、TCP/IPによるシステム間通信を実現しています。
WebSphere MQとは、MVSシステム上で動作して、非同期メッセージ通信機能を提供するIBM社のソフトウェアです。
WebSphere MQが提供するアプリケーション向けインタフェース(MQインタフェース)を利用して作成したソフトウェアをWebSphere MQアプリケーションと言います。
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