MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) オペレーティングシステム - |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 概要 |
企業間EC(Electronic Commerce)、Web-EDI(Web-Electronic Data Interchange)、営業支援システムなどの顧客要件に対して、インターネットまたはイントラネットを介した異種コンピューティング環境間の情報流通や業務統合は、今後さらに進展していくことと考えます。
異種コンピューティング環境を接続して情報システムのネットワークコンピューティング化を今後さらに進めるためには、それぞれのシステムの運用独立性を維持しつつ、メッセージキュー間でタイムリーに情報を流通し、任意の契機にアプリケーションで情報を利用できる「非同期メッセージングの技術」が重要になります。
図1.1に、非同期メッセージングの概要を示します。
MQ連携サービスとは、IBM社のWebSphere MQとUNIXサーバのInterstageを接続し、双方向の非同期メッセージングを実現するソフトウェアです。
UNIXサーバ上のMQ連携サービスは、IBM社のMVSシステムまたはRS/6000システムのMQDBRIDGEと双方向非同期メッセージングを実現します。
なお、本書では以降、相手システムとしてMVSシステムを例に記述します。
この製品を利用することで、WebSphere MQによる業務システムとInterstageよる業務システムの独立した運用を保持しながら、情報流通や業務統合を図ることができます。
目次
索引
![]() ![]() |