ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.0 -Microsoft(R) Windows(R) 2000- -Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003- |
目次
索引
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本章では、AdvancedCopy Managerの運用における注意事項について説明します。
バックアップ運用、レプリケーション運用の注意事項について説明します。
なお、本章では、ディスクアドミニストレータにおけるプライマリパーティションを"基本論理ディスク"と記載し、拡張パーティション内の論理ドライブを"拡張論理ディスク"と記載します。また、基本論理ディスクと拡張論理ディスクを総称して、"論理ディスク"と記載します。
バックアップ運用、レプリケーション運用における全般的な注意事項について説明します。
すべてのStorageサーバには、AdvancedCopy Managerが使用する内部コード系(Storage管理サーバへAdvancedCopy Managerをインストールする際に指定するコード系)のロケールがインストールされている必要があります。
Storage管理サーバとStorageサーバの間で、言語環境(LANG)が異なる場合に対処が必要となります。以下にその組み合わせと対処方法を示します。
Storage管理サーバ |
Storageサーバ |
対処方法 |
---|---|---|
Windows (SJIS) |
Windows (SJIS) |
必要なし |
Windows (SJIS) |
Solaris (EUC) |
StorageサーバにSJISパッケージをインストールする必要がある |
Windows (SJIS) |
HP-UX (EUC) |
StorageサーバにSJISパッケージをインストールする必要がある |
Windows (SJIS) |
Linux (EUC) |
必要なし |
Windows (SJIS) |
Linux (UTF8) |
必要なし |
Windows (SJIS) |
AIX (SJIS) |
必要なし |
Windows (SJIS) |
AIX (EUC) |
StorageサーバにSJISの言語環境を追加する必要がある |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
Windows (SJIS) |
必要なし(Storage管理サーバがEUCの場合、Storageサーバが問題なく処理する) |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
Solaris (EUC) |
必要なし(同じコードの場合) 管理サーバがSJISの場合、StorageサーバにSJISパッケージをインストールする必要がある |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
HP-UX (EUC) |
必要なし(同じLANGの場合) 管理サーバがSJISの場合、StorageサーバにSJISパッケージをインストールする必要がある |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
Linux (EUC) |
必要なし |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
Linux (UTF8) |
必要なし |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
AIX (SJIS) |
必要なし(同じLANGの場合) 管理サーバがEUCの場合、StorageサーバにEUCの言語環境を追加する必要がある |
Solaris ロケールの設定による(標準 EUC) |
AIX (EUC) |
必要なし(同じLANGの場合) 管理サーバがSJISの場合、StorageサーバにSJISの言語環境を追加する必要がある |
Linux (EUC) |
Windows (SJIS) |
必要なし(Storage管理サーバがEUCの場合、Storageサーバが問題なく処理する) |
Linux (EUC) |
Solaris (EUC) |
必要なし |
Linux (EUC) |
HP-UX (EUC) |
必要なし |
Linux (EUC) |
Linux (EUC) |
必要なし |
Linux (EUC) |
Linux (UTF8) |
必要なし |
Linux (EUC) |
AIX (SJIS) |
StorageサーバにEUCの言語環境を追加する必要がある |
Linux (EUC) |
AIX (EUC) |
必要なし |
Linux (UTF8) |
Windows (SJIS) |
必要なし |
Linux (UTF8) |
Solaris (EUC) |
StorageサーバにUTF8の言語環境を追加する必要がある |
Linux (UTF8) |
HP-UX (EUC) |
StorageサーバにUTF8の言語環境を追加する必要がある |
Linux (UTF8) |
Linux (EUC) |
必要なし |
Linux (UTF8) |
Linux (UTF8) |
必要なし |
Linux (UTF8) |
AIX (SJIS) |
StorageサーバにUTF8の言語環境を追加する必要がある |
Linux (UTF8) |
AIX (EUC) |
StorageサーバにUTF8の言語環境を追加する必要がある |
対処方法の必要に応じて、SJISパッケージであるSUNWjpckをインストールします。該当パッケージをインストール後、再度Webクライアントから「全デバイスの情報取得/反映」操作を実施してください。
業務ボリュームとバックアップボリュームは同一サイズである必要があります。しかし、以下の場合は、OS制御領域が自動的に確保されてしまう為、ディスクの管理で指定したサイズが、全て利用可能なサイズとはなりません。
ディスク内の先頭(ディスクの管理上一番左)に存在する基本論理ディスク
全ての拡張論理ディスク
この為、業務ボリューム/バックアップボリュームを決定する場合は、以下のようにしてください。
業務ボリュームが先頭(ディスクの管理上、一番左)の基本論理ディスクまたは、全ての拡張論理ディスクの場合は、バックアップボリュームも、先頭の基本論理ディスクまたは、拡張論理ディスク内のボリュームを定義してください。
業務ボリュームが先頭以外の基本論理ディスクの場合は、バックアップボリュームも、先頭以外の基本論理ディスク内のボリュームを定義してください。
すなわち、業務ボリューム/バックアップボリュームの組み合わせは、上図の同色の組み合わせとしてください。
また、レプリケーション運用において、複製元ボリューム/複製先ボリュームを同一サイズにする場合も、上記の同色の組み合わせにしてください。
運用ミスを防止する為に、AdvancedCopy Managerで管理するGR装置上の全論理ディスクは、拡張論理ディスクとする事をお勧めします。
全てを拡張論理ディスクとして定義できない場合には、業務ボリュームとして定義したデバイスが含まれるパーティション構成と、バックアップボリュームとして定義したデバイスが含まれるパーティション構成は同一にする事をお勧めします。すなわち、上図でのDisk2,Disk4の関係となります。
異なるOS(Windows2000/Windows2003)間でサーバ間レプリケーションを行う場合、各サーバで同じ定義を行っても、OSの違いにより作成されるパーティションのサイズが異なる場合があります。この場合、複製先が大きくなるように定義してください。
一つのLUNに基本論理ディスクと拡張論理ディスクが混在する場合、必ず、基本論理ディスクの後ろ(ディスクの管理上の右側)に拡張論理ディスクを作成してください。拡張論理ディスクの後ろに基本論理ディスクを作成すると、ディスクの管理で出力される論理ディスクの順番と、AdvancedCopy Managerの管理画面で表示されるデバイス名/ブロックデバイス名における論理ディスク番号とが不一致となりますので、注意してください。詳細を以下に示します。
以下のデバイスは、バックアップ対象、レプリケーション対象としないで下さい。
システムが格納されているデバイス
AdvancedCopy Managerがインストールされているデバイス
AdvancedCopy Managerの管理簿が存在するデバイス
業務ボリューム上のデータ |
データの整合性確保 |
運用方法 |
---|---|---|
運用中のOracleのデータベーススペース |
Oracleと連携する必要があります。 |
Oracle連携用のサンプルスクリプトを使用します。 詳細は、本マニュアルの『サンプルスクリプト』を参照してください。 |
運用中のExchangeデータベーススペース |
AdvancedCopy ManagerのコマンドがExchange Serverと連携して整合性を確保します。 |
本マニュアルの『Exchangeデータベースのバックアップとリストア』を参照してください。 |
運用中のSQL Serverデータベース |
AdvancedCopy ManagerのコマンドがSQL Serverと連携して整合性を確保します。 |
本マニュアルの『SQL Serverデータベースのバックアップとリストア』を参照してください。 |
上記以外 |
AdvancedCopy Managerのコマンドがボリュームのロックを行って整合性を確保します。 |
本マニュアルの『バックアップ/リストアの前後処理』および『レプリケーションの前後処理』を参照してください |
バックアップ運用、レプリケーション運用を開始する前に、AdvancedCopy ManagerのWeb画面にて、全Storageサーバが管理するデバイス情報の取り込みを行います。この操作は、選択したStorageサーバに定義されているデバイスの総数に比例した時間がかかります。デバイス数が多い場合はCPU負荷やI/O負荷の低い状態で実施してください。
目安として、負荷のない状態で、1デバイス(パーティション)あたり約0.5秒かかりますので、参考として下さい。
バックアップ同期処理もしくは同期型レプリケーション処理を実行している場合は、デバイス情報を正しく取得できない場合があります。そのため、デバイス情報の取り込みを行う場合は、すべての同期処理をキャンセルした状態で実施してください。
業務ボリューム/バックアップ運用、レプリケーション運用で設定されたボリュームに対して、以下のデバイス構成の変更を行う場合は、一旦それらのボリュームの登録から削除し、デバイス構成変更後に、再度AdvancedCopy Managerのボリュームとして登録し直す必要があります。
プライマリパーティションまたは拡張パーティション内の論理ドライブの削除
プライマリパーティションまたは拡張パーティションまたは論理ドライブの追加
パーティション種別(プライマリパーティション/拡張パーティション)の変更
プライマリパーティションまたは拡張パーティション内の論理ドライブの容量変更
なお、本処理は、デバイス構成を変更するボリュームが格納されているディスク内の全ボリュームが対象となります。
詳細な作業手順については、本マニュアルの『デバイス構成の変更』を参照してください。
以下のソフトウェアが動作している場合、全デバイスが常に使用中状態となります。この為、バックアップ/リストア、レプリケーションを行う際には、以下に記載されている対処を行ってください。
ディスクをロックするソフトウェア(ウィルスチェックソフト、システム監視ソフトウェア等)
バックアップ/リストア業務、レプリケーション業務を行う際、一時的に上記ソフトウェアを停止させてください。また、停止できないソフトウェアは導入しないようにしてください。
SystemWalker/CentricMGR
バックアップ/リストア業務、レプリケーション業務を行う際、一時的にSystemWalker/CentricMGRのサービス(サービス表示名:SystemWalker MpTrfExA)を停止させてください。
SystemWalker/PerfMGR
バックアップ/リストア業務、レプリケーション業務を行う際、一時的にSystemWalker/PerfMGRのサービス(サービス表示名:SystemWalker/PerfMGR DCMおよびSystemWalker/PerfMGR FCMAC)を停止させてください。
分散リンクトラッキングクライアントサービス
バックアップ/リストア業務、レプリケーション業務を行う際、一時的に分散リンクトラッキングクライアントサービス(サービス表示名:Distributed Link Tracking Client)を停止させてください。
一つのLU(Logical Unit)内で同時に実行できるバックアップ/リストアの数には上限があります。この為、一つのLU(Logical Unit)内の論理ディスク数は8以内(ETERNUS6000の場合は32以内)にしてください。
運用上、同一LUに9以上(ETERNUS6000の場合は33以上)の論理ディスクを作成する必要がある場合には、同一LU内の論理ディスク(AdvancedCopy Managerディスク名におけるg?d?が同一のボリューム)に対して、同時にバックアップ/リストアを上限値以上実施しない運用設計が必要です。
なお、同時実行数の上限値については、富士通技術員(CE)に確認してください。
Windows2000/Windows2003のダイナミックボリュームは、バックアップ運用、レプリケーション運用で利用する事ができません。
GPTディスクは、バックアップ運用、レプリケーション運用で利用することができません。
Windows2000/Windows2003のドライブパス機能を利用して他のディスクをマウントしているパーティションは、バックアップ運用、レプリケーション運用で利用する事ができません。
Windows2000/Windows2003でバックアップ運用を行っている場合、システムの再起動、AdvancedCopy Managerサービスの再起動またはクラスタ運用時のフェールオーバにより、マウントポイントの情報を正しく取得できない場合があります。
マウントポイントの情報が正しく取得できないと、以下のメッセージが出力されバックアップすることができません。
swst0754 異常なボリュームを検出しました。ボリューム名=[VOLUME]、エラーコード=[ERROR] または swst0754 The abnormal volume was detected. Volume=[VOLUME], Error=[ERROR] |
この場合は、以下の手順に従って対処してください。
業務ボリュームにマウントポイントを使用している場合
マウントポイントが取得できなくても処理を継続するオプションの設定を行います。オプションの設定は以下のファイルを作成します。
通常(非クラスタ)運用の場合 <環境設定ディレクトリ>\etc\backup\data\DEFAULT\check.ini クラスタ運用の場合 <論理ノード用環境設定ディレクトリ>\etc\backup\data\DEFAULT\check.ini |
記述方法を以下に示します。
[check] MountPointCheck=Force |
バックアップを行うと警告メッセージを出力して処理を続行します。
メッセージに出力されたボリュームに業務ボリュームをマウントしていない場合、バックアップは正常に行われています。
メッセージに出力されたボリュームに業務ボリュームをマウントしていた場合、バックアップの前処理が実行されていません。異常の発生しているボリュームを修復後、再度バックアップを実行してください。
業務ボリュームにマウントポイントを使用していない場合
マウントポイントの取得を行わないで処理を実行するオプションの設定を行います。オプションの設定は以下のファイルを作成します。
通常(非クラスタ)運用の場合 <環境設定ディレクトリ>\etc\backup\data\DEFAULT\check.ini クラスタ運用の場合 <論理ノード用環境設定ディレクトリ>\etc\backup\data\DEFAULT\check.ini |
記述方法を以下に示します。
[check] MountPointCheck=Pass |
バックアップを行うとマウントポイントの取得を行わないで処理を実行します。
同期処理を実行中にアプリケーションまたはサービスがコピー先ボリュームにアクセスすると、イベントビューア(システムログ) に以下のメッセージ等が表示される場合がありますが、ディスクアレイ装置によってコピー先ボリュームが書き込み禁止状態にされていることにより発生する現象であり、問題はないため無視してください。特に、SystemWalker/CentricMGRのサービス(サービス名:SystemWalker MpTrfExA)やSystemWalker/PerfMGRのサービス(サービス名:SystemWalker/PerfMGR DCMおよびSystemWalker/PerfMGR FCMAC)を実行している場合に下記メッセージが頻繁に出力されます。
メッセージ1:
[種類] :警告
[ソース]:disk
[説明]: ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk?\DR? 上でエラーが検出されました。
(?は同期処理のコピー先ボリュームのディスク番号です)
メッセージ2:
[種類] :エラー
[ソース]:ntfs
[説明]: ディスクのファイルシステム構造は壊れていて使えません。chkdskユーティリティをボリュームで実行してください。
メッセージ3:
[種類] :警告
[ソース]:ftdisk
[説明]: データをトランザクションログにフラッシュできませんでした。障害が発生する可能性があります。
レプリケーション業務にて、実行コマンドに対する表示対象のエントリがない場合、イベントビューア(アプリケーションログ)にエラーが表示されますが、問題がない場合は無視してください。
ディスクは1つのサーバから排他的にアクセスされる必要があるため、複数のサーバが同じ論理ディスクを検出したり、アクセスしたりできないように設定しておく必要があります。
OS(Windows 2000/Windows 2003)でこの設定を行うことはできないため、ETERNUS ディスクアレイやファイバーチャネルスイッチ等のハードウェアの設定により行ってください。
筐体間ミラーを行っている場合、ミラーの両系をバックアップすることができません。バックアップ運用している筐体が筐体障害となった場合は、バックアップ運用を別筐体での運用に切り替える必要があります。また、筐体障害の場合にデータの復旧を行う必要がある場合は、事前にバックアップ先をテープなどの2次媒体に退避しておく必要があります。
バックアップ/リストア、レプリケーションを行う際は、データへのアクセス抑止とデータの整合性を保証するためにボリュームをロックします。
そのため、ボリュームが使用中の場合はロックができないため、バックアップ/リストアおよびレプリケーション処理の実行はエラーとなります。
以下の点などに注意して、ボリュームをロックできる状態で処理を実行するようにしてください。
他のアプリケーションがボリュームを使用していないこと。使用している場合は、一時的にアプリケーションを停止してください。
ユーザーがボリュームを使用していないこと。利用している場合は、一時的に利用をやめてください。
「ディスクの管理」およびサービス「Logical Disk Manager Administrative Service」を起動していないこと。起動している場合は、一時的に停止してください。
ロックが必要な時間はコマンドの実行中のみです。コマンドの終了後は運用を再開することができます。
スナップショット型高速バックアップの注意事項について説明します。
スナップショット型高速バックアップでは、指定世代本数のバックアップボリュームが必要となります。この為、以下の場合は、バックアップする事ができません。
指定世代本数全てがバックアップされている。かつ
バックアップボリュームとして利用できる新規ボリュームが1本もない。
同一の業務ボリュームを指定して、連続してスナップショット型高速バックアップを実施すると、平行してバックアップ処理が行われます。
また、保存世代数以上のスナップショット型高速バックアップを連続して実施すると、一番古いバックアップ処理から順にキャンセルされます。すなわち、指定世代本数以上のバックアップ処理は同時に実施できません。
業務ボリュームがSDXオブジェクトの場合、ハードウェアのトラブルなどによりバックアップ運用が継続できなくなる場合があります。この場合、以下の操作を行ってバックアップ運用を変更してください。
初期画面を表示します。詳細は、本マニュアルの『初期画面の起動』を参照してください。
バックアップ運用を変更するStorageサーバに対して、全デバイス情報を取り込みます。デバイス情報の取り込みを実施すると、バックアップ運用が継続できなくなったSDXオブジェクトと同じ名前のデバイスが検出されますので、[追加指示デバイス]欄に移動してください。デバイス情報の取り込みについては、本マニュアルの『Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込み』を参照してください。なお、この時、元のSDXオブジェクトが[検出されなかったデバイス]欄に表示されますが、削除はしないでください。
バックアップ管理画面を表示します。詳細は、本マニュアルの『バックアップ管理画面の表示』を参照してください。
追加したSDXオブジェクトを業務ボリュームとして設定します。詳細は、本マニュアルの『デバイスの運用種別設定』を参照してください。
追加したSDXオブジェクトのバックアップポリシーを設定します。詳細は、本マニュアルの『バックアップポリシーの設定』を参照してください。
追加したSDXオブジェクトを指定して、バックアップを行ってください。
リストアの注意事項について説明します。
最新のバックアップボリューム採取時点からリストア操作を行うまでに、業務ボリュームの内容を書き換えたとしても、書き換えられたデータについては保証されません。
同期型高速バックアップの注意事項について説明します。
業務ボリュームとバックアップボリュームが等価状態になる前にバックアップ実行コマンドを実行する事は出来ません。
同期型高速バックアップ運用のバックアップポリシー設定時に、必要な数のバックアップボリュームが登録されていなくても、スナップショット型高速バックアップ運用に必要な数のバックアップボリュームが登録されていれば、バックアップポリシーは、設定出来ます。この場合、同期型高速バックアップは実行出来ない事があります。
バックアップ同期処理を開始している場合に、「遅延書き込みデータの紛失」エラーが発生する場合があります。エラーの発生しているボリュームがバックアップ同期処理を行っているバックアップボリュームの場合は、バックアップデータの整合性に問題はありませんので無視してください。
クラスタ運用での一般的な注意事項として以下の項目があります。
システム全体に環境変数が設定されるようなSWSTGNODEの登録は実施しないでください。
AdvancedCopy Managerは、特殊な名前(gXdXpX)でデバイスを管理しているため、AdvancedCopy Managerのサービス起動時に、OSが認識している名前とAdvancedCopy Managerデバイス名の対応付けを行います。そのため、AdvancedCopy Managerのサービス起動時には、使用するすべてのデバイスが認識できるようになっている必要があリます。
クラスタ運用を行う場合は、AdvancedCopy Managerで使用するボリュームとAdvancedCopy Managerのサービスとの間に依存関係を設定し、AdvancedCopy Managerのサービスが起動される前に、ディスクリソースが起動されるように設定しておく必要があります。
依存関係の設定は、以下の場合に実施してください。
業務をAdvancedCopy Managerのクラスタグループに追加/削除したとき
業務にボリュームを追加/削除したとき
依存関係は、クラスタアドミニストレータを使用して、以下の手順に従って設定します。
対象となるクラスタグループがオンラインの場合、オフラインにしてください。
依存関係以外の情報は、変更しないでください。
クラスタアドミニストレータの画面にて対象となるクラスタグループを選択します。
通信サービスのリソース(リソース名はAdvancedCopy COM Service_論理ノード名です)をダブルクリックし、プロパティを開きます。
以下の例は、論理ノード名が“agent”、AdvancedCopy Managerの共有データ用共有ディスクが"Disk I"、依存関係を設定する業務用の共有ディスクが"Disk J"です。
プロパティ画面にて、「依存関係」を開きます。
初期状態では、AdvancedCopy Managerの共有データ用共有ディスクとのみ依存関係が設定されています。
「依存関係」のプロパティ画面にて、「変更」ボタンを押します。
依存関係を追加する場合、「利用できるリソース」の一覧から、リソース(共有ディスクリソース)を選択し、「→」ボタンを押して「依存関係」の一覧に追加します。
依存関係を削除する場合、「「依存関係の一覧から、リソース(共有ディスクリソース)を選択し、「←」ボタンを押して「利用できるリソース」」の一覧に戻します。
「OK」ボタンを押して、変更操作を終了します。
「OK」ボタンを押して、プロパティ画面を終了します。
スケーラブル運用の業務と複合運用をするStorageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)については、通常運用や他のクラスタ運用と異なる以下の注意事項があります。
Storage管理サーバ業務の場合、クラスタセットアップコマンドにて指定する論理IPアドレスは、Storage管理サーバ業務の論理IPアドレスであることに注意してください。物理IPアドレスやスケーラブル運用の業務の論理IPを指定した場合、正常に設定されません。
Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)のクラスタサービスのクラスタリソースとして、スケーラブル運用の業務のクラスタサービスのリソースは登録しないでください。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 認証関連ファイルの設定』の手順2において、編集するIPアドレスはStorage管理サーバ業務の論理IPアドレスであることに注意してください。物理IPアドレスやスケーラブル運用の業務の論理IPとして編集した場合、正常に設定されません。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 サーバの登録方法』の[サーバの追加]入力画面において、IPアドレス欄にはStorageサーバ業務の論理IPを入力してください。物理IPやスケーラブル運用の業務の論理IPを入力した場合、正常に設定されません。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 サーバの登録方法』の[サーバの追加]入力画面において、ポート番号欄には、Storageサーバ業務のカスタマイズ時に登録した、業務用通信デーモン(stgxfws_論理ノード名)に対するポート番号を入力してください。該当するサーバ業務用通信デーモンに対するポート番号以外を入力した場合は、正常に設定されません。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 デバイス情報の登録方法』の[デバイス情報の確認]画面では、バックアップ、レプリケーション運用するスケーラブル運用の業務の業務ボリュームとバックアップ用ボリュームを追加してください。
バックアップ、レプリケーションを実行できるノードは、Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)の運用ノードのみです。Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)の待機ノードでは実行できません。
Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)の運用ノードで動作しているスケーラブル運用の業務が何らかの原因により停止した場合、手動にてStorageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)をスケーラブル運用の業務が動作しているノードにフェールオーバさせなければなりません。Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)とスケーラブル運用の業務は連動していないため、スケーラブル運用の業務が停止したことによりStorageサーバ業務(Storage管理サーバ業務)がフェールオーバすることはありません。
クラスタシステムにおけるバックアップ運用については、通常運用と異なる以下の注意事項があります。
バックアップコマンド実行中にフェールオーバが発生した場合、資源整合コマンドを使用して整合性がとれるようにリカバリ対処が必要です。
クラスタ運用を行う場合、AdvancedCopy Managerはクラスタグループに組み込まれており、クラスタグループの一部として動作するため、バックアップ運用はクラスタグループの運用系で実施する必要があります。
待機状態となっているノードや、別のクラスタグループからバックアップを行うことはできません。
バックアップボリュームとして使用するボリュームは、以下の手順でドライブ文字の削除を行ってください。
この作業は、Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込みを行う前に実施する必要があります。
プライマリノードでディスクの管理もしくはディスクアドミニストレータを使用してバックアップボリュームのドライブ文字を削除します。
セカンダリノードに移動します。
セカンダリノードでディスクの管理もしくはディスクアドミニストレータを使用してバックアップボリュームのドライブ文字を削除します。
プライマリノードに移動します。
上記作業は、MSCSがフェールオーバ時に実施するドライブ文字割り当て処理を、バックアップボリュームに対して実施しないようにするため必要です。
OPCを利用したスナップショット型のバックアップ運用を行ってください。
バックアップ/リストアを実行する際には、物理ディスクリソースの保守モードを利用して、以下の手順で行います。
物理ディスクリソース(業務ボリューム/バックアップボリューム)の保守モードをONにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
バックアップ/リストアを実行します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swstbackup Device-Name Device-Name swstbackup completed > |
物理ディスクリソース(業務ボリューム/バックアップボリューム)の保守モードをOFFにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
ECを利用する場合は、複写先を非クラスタのStorageサーバに接続した、サーバ間のレプリケーション運用を行ってください。
クラスタシステムにおけるバックアップ運用については、通常運用と異なる以下の注意事項があります。
バックアップコマンド実行中にフェールオーバが発生した場合、資源整合コマンドを使用して整合性がとれるようにリカバリ対処が必要です。
クラスタ運用を行う場合、AdvancedCopy Managerはクラスタサービスに組み込まれており、クラスタサービスの一部として動作するため、バックアップ運用はクラスタサービスの運用系で実施する必要があります。
待機状態となっているノードや、別のクラスタサービスからバックアップを行うことはできません。
バックアップボリュームとして使用するボリュームは、以下の手順でドライブ文字の削除を行ってください。
この作業は、Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込みを行う前に実施する必要があります。
プライマリノードでディスクの管理もしくはディスクアドミニストレータを使用してバックアップボリュームのドライブ文字を削除します。
セカンダリノードに移動します。
セカンダリノードでディスクの管理もしくはディスクアドミニストレータを使用してバックアップボリュームのドライブ文字を削除します。
プライマリノードに移動します。
上記作業は、SafeCLUSTERがフェールオーバ時に実施するドライブ文字割り当て処理を、バックアップボリュームに対して実施しないようにするため必要です。
SafeCLUSTERの論理ドライブ名(DOSデバイス名)を使用する場合、以下の点に注意してください。
AdvancedCopy Managerの初期画面ではSafeCLUSTER の論理ドライブ名(DOSデバイス名)は表示されません。
バックアップボリュームにはSafeCLUSTER の論理ドライブ名(DOSデバイス名)を割り当てないでください。
SafeCLUSTER環境下で同期型バックアップ運用をしている場合、フェールオーバが発生すると運用中ノードが停止する場合があります。その際は待機側ノードを手動にて起動してください。
<フェールオーバによりノード停止が発生する契機>
バックアップ同期処理が行われている場合
クラスタ運用でのSQL Server2000/2005データベースのバックアップとリストアについては、以下の注意事項があります。
SQL Serverバックアップ機能をMSCSで運用する場合は、以下を実施してください。
SQL Server業務とAdvancedCopy Manager業務を同一クラスタグループ内に作成してください(論理IPアドレスをSQL ServerとAdvancedCopy Managerで共用しないようにしてください)。
SQL Serverバックアップ実行コマンド(swsrpbackup_sql)を実行する際は、環境変数SWSTGNODEにAdvancedCopy Managerの論理ノード名を事前に設定してください。
SQL Serverバックアップ実行コマンド(swstbackup_sqlsvr)、SQL Serverリストア実行コマンド(swstrestore_sqlsvr)を実行する際は、Xserverオプションを使用し、その引数には、SQL Serverの仮想サーバ名を指定してください。
デバイスマップファイルはプライマリノード、セカンダリノードの双方から参照できるように配置してください(共用ディスク上に配置するか、または、両ノードのローカルディスク上に配置してください)。
AdvancedCopy Managerが属するクラスタグループが稼動している場合、稼動ノードでのみバックアップ運用が可能です。待機ノードではバックアップ運用を行うための環境が整っていない(必要なリソースが使用できない)ため、バックアップ運用を行うことはできません。同様に、クラスタグループが停止している場合も、環境が整っていないためにバックアップ運用を行うことはできません。
ただしクラスタグループが停止している場合に限り、一時的に必要最低限の環境を整えることで、バックアップ運用を行うことができます。
以下のリソースを起動(オンライン)できない場合、バックアップ運用を行うことはできません。
AdvancedCopy ACL Service(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy GUI Service(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDA RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDB RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
IPアドレスリソース(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで作成している場合は、リソース名が" AdvancedCopy IP Address_論理ノード名"です)
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのディスクリソース
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクのディスクリソース(Storage管理サーバ業務のみ)
バックアップ運用ディスク(運用したい業務ボリューム/バックアップボリューム)
以下の手順にて、クラスタグループ停止中のバックアップ運用を行います。
両ノードでクラスタグループが停止(offline)していることを確認します。
クラスタグループを停止する方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
運用に必要なリソースを起動(online)にします。
以下のリソースを起動してください。
AdvancedCopy ACL Service(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy GUI Service(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDA RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDB RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
IPアドレスリソース(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで作成している場合は、リソース名が" AdvancedCopy IP Address_論理ノード名"です)
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのディスクリソース
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクのディスクリソース(Storage管理サーバ業務のみ)
バックアップ運用ディスク(運用したい業務ボリューム/バックアップボリューム)
リソースの起動は必ずどちらか一方のノードで行ってください。両ノードで同じリソースを起動しないでください。
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名と業務ディスクは依存関係が設定されているため、AdvancedCopy COM Service_論理ノード名を起動すると依存関係のあるディスクリソースが全て起動されます。
リソースの起動方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
バックアップ運用を実施します。
クラスタ運用の通常時と同様、バックアップ運用を行うことができます。
手順2で起動したリソースを全て停止(オフライン)します。
リソースの停止方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
クラスタグループを起動(オンライン)します。
必要に応じて、クラスタグループを起動します。
クラスタグループの起動方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerが属するクラスタサービスが稼動している場合、稼動ノードでのみバックアップ運用が可能です。待機ノードではバックアップ運用を行うための環境が整っていない(必要なリソースが使用できない)ため、バックアップ運用を行うことはできません。同様に、クラスタサービスが停止している場合も、環境が整っていないためにバックアップ運用を行うことはできません。
ただしクラスタサービスが停止している場合に限り、一時的に必要最低限の環境を整えることで、バックアップ運用を行うことができます。
スケーラブル運用の業務との複合運用を行っている場合は、スケーラブル運用のクラスタサービスのみを停止し、Storage(管理)サーバ業務のクラスタサービスは停止しないでください。
バックアップ運用ディスク(運用したい業務ボリューム/バックアップボリューム)を有効にすることで、通常時と同じバックアップ運用を行うことができます。
バックアップ運用ディスクを有効にできない場合、スケーラブル運用のクラスタサービスを停止してのバックアップ運用はできません。
共有ディスクがSDXオブジェクト(SafeDISK)の場合、クラスタサービスを停止してのバックアップとリストアはできません。
以下の共有ディスクを有効にできない場合、バックアップ運用を行うことはできません。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク
バックアップ運用ディスク(運用したい業務ボリューム/バックアップボリューム)
バックアップ運用での以下の操作はできません。
GUI操作によるバックアップ/リストア
Storage管理サーバからのバックアップ運用の操作 (-h オプション指定によるホストの指示)
業務ボリューム/バックアップボリュームの追加削除やポリシーの変更
Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務にてバックアップ管理の表示系コマンドを実行する場合、コマンドにオプションを指定する必要があります。バックアップ管理の表示系コマンドについては、本マニュアルの『バックアップ管理のコマンド』を参照してください。
以下の手順にて、クラスタサービス停止中のバックアップ運用を行います。
両ノードでクラスタサービスが停止していることを確認します。
クラスタサービスを停止する方法については、SafeCLUSTERのマニュアルを参照してください。
共有ディスクを有効にします(共有ディスクが既に有効になっている場合、本手順は不要です)。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク、業務ボリューム、バックアップボリュームを有効(オンライン)にします。
共有ディスクの有効は必ずどちらか一方のノードで行ってください。両ノードで同じ共有ディスクを有効にしないでください。
アプリケーションリソース「AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名」を以下の方法で起動します(アプリケーションリソースが既に起動されている場合、本手順は不要です)。
[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。
システムに登録されているサービスの一覧が表示されます。サービス表示名「AdvancedCopy COM_論理ノード名」のサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックしてください。
AdvancedCopy Managerのアプリケーションリソースの起動・停止は、通常、SafeCLUSTERの運用管理ビューから実施する必要があります。[サービス]画面にての起動・停止はクラスタサービス停止状態でのバックアップ・リストア時以外は行わないでください。
バックアップ運用を実施します。
クラスタ運用の通常時と同様、バックアップ運用を行うことができます。
手順3で起動したアプリケーションリソースを以下の方法で停止します。
[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。
サービス表示名「AdvancedCopy COM_論理ノード名」のサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックしてください。
手順2で有効にした共有ディスクを無効にします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク、業務ボリューム、バックアップボリュームを無効(オフライン)にします。
クラスタサービスを起動(オンライン)します。
必要に応じて、クラスタサービスを起動します。
クラスタサービスの起動方法については、SafeCLUSTERのマニュアルを参照してください。
クラスタシステムにおけるレプリケーション運用については、通常運用と異なる以下の注意事項があります。
レプリケーションコマンド実行中にフェールオーバが発生した場合、資源整合コマンドを使用して整合性がとれるようにリカバリ対処が必要です。
クラスタ運用を行う場合、AdvancedCopy Managerはクラスタグループに組み込まれており、クラスタグループの一部として動作するため、レプリケーション運用はクラスタグループの運用系で実施する必要があります。
待機状態となっているノードや、別のクラスタグループからレプリケーションを行うことはできません。
同期型レプリケーションを使用する場合、複製開始コマンド(swsrpstartsync)で運用を開始する前に以下の作業を必ず実施してください。
コピー先ボリュームをディスクグループに登録した後、コピー先ボリュームのドライブ文字を解除してください。この作業はプライマリノード、セカンダリノードのそれぞれで実施する必要があります。
上記作業は、MSCSがフェールオーバ時に実施するドライブ文字割り当て処理を、同期処理中のコピー先ボリュームに対して実施しないようにするため必要です。したがって、同期処理のサスペンド中にコピー先ボリュームにドライブ文字を割り当てた場合は、ボリュームの使用後にドライブ文字を必ず解除してください。
なお、サーバ間レプリケーションでコピー先サーバがMSCSの仮想サーバでない場合は、上記作業を実施する必要はありません。また、スナップショット型レプリケーションを使用する場合も、上記作業を実施する必要はありません。
複写先のボリュームがWindows2003に接続されており、クラスタのディスクリソースとして登録されている場合は、OPCを利用したスナップショット型のレプリケーションを行ってください。
レプリケーションを実行する際には、物理ディスクリソースの保守モードを利用して、以下の手順で行います。
複写先ボリュームがクラスタの物理ディスクリソースとして登録されている場合は、物理ディスクリソースの保守モードをONにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
複写元ボリュームがクラスタの物理ディスクリソースとして登録されている場合は、物理ディスクリソースの保守モードをONにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
レプリケーションを実行します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpmake From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpmake completed > |
複写元ボリュームがクラスタの物理ディスクリソースとして登録されている場合は、物理ディスクリソースの保守モードをOFFにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
複写先ボリュームがクラスタの物理ディスクリソースとして登録されている場合は、物理ディスクリソースの保守モードをOFFにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
ECを利用する場合は、複製先を非クラスタのStorageサーバに接続してサーバ間のレプリケーション運用を行ってください。逆方向のレプリケーションはOPCを利用したスナップショット型レプリケーションを使用してください。
ECを利用したレプリケーションを実行する際には、物理ディスクリソースの保守モードを利用して、以下の手順で行います。
同期処理を開始します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstartsync From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpstartsync completed > |
等価性維持状態を確認します。
物理ディスクリソース(複製元ボリューム)の保守モードをONにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
レプリケーションを実行します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpmake From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpmake completed > |
物理ディスクリソース(複製元ボリューム)の保守モードをOFFにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
RECを利用する場合も、複製先を非クラスタのStorageサーバに接続してサーバ間のレプリケーション運用を行ってください。逆方向のレプリケーションはROPCを利用したスナップショット型レプリケーションを使用してください。
ROPCが利用できない環境では、逆方向のレプリケーションはRECを利用した同期型レプリケーションを使用します。
RECを利用した逆方向のレプリケーションを実行する際には、物理ディスクリソースの保守モードを利用して、以下の手順で行います。
物理ディスクリソース(複写先ボリューム)の保守モードをONにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:on > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
同期処理を開始します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstartsync From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpstartsync completed > |
等価性維持状態を確認します。
レプリケーションを実行します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpmake From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpmake completed > |
物理ディスクリソース(複写先ボリューム)の保守モードをOFFにします。
> cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint:off > cluster [ClusterName] res DiskResourceName /maint |
同期処理中(手順2から手順4の間)に物理ディスクリソースがいったんオフラインになると、オンラインにすることができなくなるため、注意してください。
同期処理中に物理ディスクリソースがオフラインになってしまった場合は、以下の手順で対処してください。
非クラスタのStorageサーバから同期処理を停止します。
> C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpcancel -m From-Volume-Name To-Volume-Name FROM=From-Volume-Name TO=To-Volume-Name swsrpcancel completed > |
物理ディスクリソースをオンラインにしてから逆方向のレプリケーションを再実行します。
クラスタシステムにおけるレプリケーション運用については、通常運用と異なる以下の注意事項があります。
レプリケーションコマンド実行中にフェールオーバが発生した場合、資源整合コマンドを使用して整合性がとれるようにリカバリ対処が必要です。
クラスタ運用を行う場合、AdvancedCopy Managerはクラスタサービスに組み込まれており、クラスタサービスの一部として動作するため、レプリケーション運用はクラスタサービスの運用系で実施する必要があります。
待機状態となっているノードや、別のクラスタサービスからレプリケーションを行うことはできません。
同期型レプリケーションを使用する場合、複製開始コマンド(swsrpstartsync)で運用を開始する前に以下の作業を必ず実施してください。
コピー先ボリュームをディスクグループに登録した後、コピー先ボリュームのドライブ文字を解除してください。この作業はプライマリノード、セカンダリノードのそれぞれで実施する必要があります。
上記作業は、SafeCLUSTERがフェールオーバ時に実施するドライブ文字割り当て処理を、同期処理中のコピー先ボリュームに対して実施しないようにするため必要です。したがって、同期処理のサスペンド中にコピー先ボリュームにドライブ文字を割り当てた場合は、ボリュームの使用後にドライブ文字を必ず解除してください。
なお、サーバ間レプリケーションでコピー先サーバがSafeCLUSTERの仮想サーバでない場合は、上記作業を実施する必要はありません。また、スナップショット型レプリケーションを使用する場合も、上記作業を実施する必要はありません。
SafeCLUSTER環境下で同期型レプリケーション運用をしている場合、フェールオーバが発生すると運用中ノードが停止する場合があります。その際は待機側ノードを手動にて起動してください。
<フェールオーバによりノード停止が発生する契機>
同期処理が行われている場合
クラスタ運用でのExchange2003データベースのバックアップとリストアについては、以下の注意事項があります。
Exchange連携機能をMSCSで運用する場合は、以下を実施してください。
Exchange業務とAdvancedCopy Manager業務を同一クラスタグループ内に作成してください(論理IPアドレスをExchange ServerとAdvancedCopy Managerで共用しないようにしてください)。
AdvancedCopy Managerのコマンドを実行する際は、環境変数SWSTGNODEにAdvancedCopy Managerの論理ノード名を事前に設定してください。
AdvancedCopy ManagerのExchange連携コマンド(swsrpXXX_exchange,swsrpXXX_ex2k3)を実行する際は、evsオプションを使用し、その引数には、Exchange Serverの仮想サーバ名を指定してください。
デバイスマップファイルはプライマリノード、セカンダリノードの双方から参照できるように配置してください(共用ディスク上に配置するか、または、両ノードのローカルディスク上に配置してください)。
クラスタ運用でのSQL Server2000/2005データベースのバックアップとリストアについては、以下の注意事項があります。
SQL Serverバックアップ機能をMSCSで運用する場合は、以下を実施してください。
SQL Server業務とAdvancedCopy Manager業務を同一クラスタグループ内に作成してください(論理IPアドレスをSQL ServerとAdvancedCopy Managerで共用しないようにしてください)。
SQL Serverバックアップ実行コマンド(swsrpbackup_sql)を実行する際は、環境変数SWSTGNODEにAdvancedCopy Managerの論理ノード名を事前に設定してください。
SQL Serverバックアップ実行コマンド(swsrpbackup_sql)、SQL Serverリストア実行コマンド(swsrprestore_sql)を実行する際は、Xserverオプションを使用し、その引数には、SQL Serverの仮想サーバ名を指定してください。
デバイスマップファイルはプライマリノード、セカンダリノードの双方から参照できるように配置してください(共用ディスク上に配置するか、または、両ノードのローカルディスク上に配置してください)。
AdvancedCopy Managerが属するクラスタグループが稼動している場合、稼動ノードでのみレプリケーション運用が可能です。待機ノードではレプリケーション運用を行うための環境が整っていない(必要なリソースが使用できない)ため、レプリケーション運用を行うことはできません。同様に、クラスタグループが停止している場合も、環境が整っていないためにレプリケーション運用を行うことはできません。
ただしクラスタグループが停止している場合に限り、一時的に必要最低限の環境を整えることで、レプリケーション運用を行うことができます。
以下のリソースを起動(オンライン)できない場合、レプリケーション運用を行うことはできません。
AdvancedCopy ACL Service(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy GUI Service (Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDA RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDB RDBSWTF (Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
IPアドレスリソース(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで作成している場合は、リソース名が" AdvancedCopy IP Address_論理ノード名"です)
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのディスクリソース
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクのディスクリソース(Storage管理サーバ業務のみ)
レプリケーション運用ディスク(運用したい複写元ボリューム/複写先ボリューム)
以下の手順にて、クラスタグループ停止中のレプリケーション運用を行います。
両ノードでクラスタグループが停止(offline)していることを確認します。
クラスタグループを停止する方法については、本マニュアルの『サービスの起動と停止』を参照してください。
運用に必要なリソースを起動(online)にします。
以下のリソースを起動してください。
AdvancedCopy ACL Service(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy GUI Service (Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDA RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
SymfoWARE RDB RDBSWTF(Storage管理サーバ業務のみ)
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
IPアドレスリソース(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで作成している場合は、リソース名が" AdvancedCopy IP Address_論理ノード名"です)
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのディスクリソース
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクのディスクリソース(Storage管理サーバ業務のみ)
レプリケーション運用ディスク(運用したい複写元ボリューム/複写先ボリューム)
リソースの起動は必ずどちらか一方のノードで行ってください。両ノードで同じリソースを起動しないでください。
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名と業務ディスクは依存関係が設定されているため、AdvancedCopy COM Service_論理ノード名を起動すると依存関係のあるディスクリソースが全て起動されます。
リソースの起動方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
レプリケーション運用を実施します。
クラスタ運用の通常時と同様、レプリケーション運用を行うことができます。
手順2で起動したリソースを全て停止(オフライン)します。
リソースの停止方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
クラスタグループを起動(オンライン)します。
必要に応じて、クラスタグループを起動します。
クラスタグループの起動方法については、MSCSのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerが属するクラスタサービスが稼動している場合、稼動ノードでのみレプリケーション運用が可能です。待機ノードではレプリケーション運用を行うための環境が整っていない(必要なリソースが使用できない)ため、レプリケーション運用を行うことはできません。同様に、クラスタサービスが停止している場合も、環境が整っていないためにレプリケーション運用を行うことはできません。
ただしクラスタサービスが停止している場合に限り、一時的に必要最低限の環境を整えることで、レプリケーション運用を行うことができます。
スケーラブル運用の業務との複合運用を行っている場合は、スケーラブル運用のクラスタサービスのみを停止し、Storage(管理)サーバ業務のクラスタサービスは停止しないでください。
レプリケーション運用ディスク(運用したい複写元ボリューム/複写先ボリューム)を有効にすることで、通常時と同じレプリケーション運用を行うことができます。
レプリケーション運用ディスクを有効にできない場合、スケーラブル運用のクラスタサービスを停止してのレプリケーション運用はできません。
共有ディスクがSDXオブジェクト(SafeDISK)の場合、クラスタサービスを停止してのレプリケーションはできません。
以下の共有ディスクを有効にできない場合、レプリケーション運用を行うことはできません。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク
レプリケーション運用ディスク(運用したい複写元ボリューム/複写先ボリューム)
レプリケーション運用での以下の操作はできません。
Storage管理サーバからのレプリケーション運用の操作 (-h オプション指定によるホストの指示)
複製元/複製先ボリュームの追加削除
-mオプションを指定しないサーバ間レプリケーション
Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務にてレプリケーション管理の表示系コマンドを実行する場合、コマンドにオプションを指定する必要があります。レプリケーション管理の表示系コマンドについては、本マニュアルの『レプリケーション管理のコマンド』を参照してください。
以下の手順にて、クラスタサービス停止中のレプリケーション運用を行います。
両ノードでクラスタサービスが停止していることを確認します。
クラスタサービスを停止する方法については、SafeCLUSTERのマニュアルを参照してください。
共有ディスクを有効にします(共有ディスクが既に有効になっている場合、本手順は不要です)。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク、複製元/複製先ボリュームを有効(オンライン)にします。
共有ディスクの有効は必ずどちらか一方のノードで行ってください。両ノードで同じ共有ディスクを有効にしないでください。
アプリケーションリソース「AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名」を以下の方法で起動します(アプリケーションリソースが既に起動されている場合、本手順は不要です)。
[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。
システムに登録されているサービスの一覧が表示されます。サービス表示名「AdvancedCopy COM_論理ノード名」のサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックしてください。
AdvancedCopy Managerのアプリケーションリソースの起動・停止は、通常、SafeCLUSTERの運用管理ビューから実施する必要があります。[サービス]画面にての起動・停止はクラスタサービス停止状態でのバックアップ・リストア時以外は行わないでください。
レプリケーション運用を実施します。
クラスタ運用の通常時と同様、レプリケーション運用を行うことができます。
手順3で起動したアプリケーションリソースを以下の方法で停止します。
[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。
サービス表示名「AdvancedCopy COM_論理ノード名」のサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックしてください。
手順2で有効にした共有ディスクを無効にします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク、複製元/複製先ボリュームを無効(オフライン)にします。
クラスタサービスを起動(オンライン)します。
必要に応じて、クラスタサービスを起動します。
クラスタサービスの起動方法については、SafeCLUSTERのマニュアルを参照してください。
ETERNUS VS900で作成した仮想ディスクのコピーは、レプリケーション管理の機能を利用して行います。バックアップ管理の機能を利用することはできません。
仮想ディスクのレプリケーション運用は、ディスクアレイ装置(ETERNUS ディスクアレイ)のEC/REC機能を用いたレプリケーション運用で、差分コピー(ECのSuspend/Resume機能、QuickOPC/SnapOPC機能)を利用しない場合と同様の運用方法になります。
レプリケーションは、以下の手順で行います。
複製開始コマンド(swsrpstartsync)を実行してコピー処理を開始します。
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstartsync g1d1p1 g1d3p1 FROM=g1d1p1@Server1, TO=g1d3p1@Server1 swsrpstartsync completed C:\> |
運用状況表示コマンド(swsrpstat)を使用してコピーの状況を確認し、等価性維持状態になったことを確認します。
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstat Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute Server1 g1d1p1@Server1 g1d3p1@Server1 regular sync 45% C:\> |
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpstat Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute Server1 g1d1p1@Server1 g1d3p1@Server1 regular equivalent 100% C:\> |
複製解除コマンド(swsrpcancel)を実行してコピーを終了します。
C:\>C:\Win32app\AdvancedCopyManager\bin\swsrpcancel g1d1p1 g1d3p1 FROM=g1d1p1@Server1, TO=g1d3p1@Server1 swsrpcancel completed C:\> |
仮想ディスクのレプリケーション運用では、以下の運用はサポートされません。
スナップショット型レプリケーション(OPCを利用したレプリケーション)
差分コピー(ECのsuspend/resume)を利用した同期型レプリケーション
筐体間同期型レプリケーション(REC)の非同期転送モード
筐体間同期型レプリケーション(REC)のRecoveryモード
筐体間同期型レプリケーション(REC)のSplitモード
筐体間同期型レプリケーション(REC)のコピー方向の反転
QuickOPC/SnapOPC型レプリケーション(OPC)
コンカレントサスペンド機能を利用した同期型レプリケーション
同一ディスク(仮想ディスク)内の領域間でのレプリケーション
複写元が同一ボリュームとなるレプリケーションの同時実行
AdvancedCopy Managerでは、Storage管理サーバ業務のカスタマイズ時にWebサーバ(Microsoft Internet Information Server/Microsoft Internet Information Services)の設定を指示すると、以下の仮想ディレクトリを自動的に設定します。
swstorage
swstorage-cgi
swstorage-d
swstorage-j
Storage管理サーバ業務をクラスタ運用している場合、上記仮想ディレクトリのうちswstorage-dは共有ドライブ上のディレクトリに対して定義されます。
そのため、業務が動作していない、待機側のマシンでは、Webサーバの設定を管理コンソールで参照した際に、仮想ディレクトリswstorage-dの横にエラーを表すアイコンが表示されることがあります。
これは、クラスタ制御の結果、仮想ディレクトリに設定しているディレクトリが一時的に参照できなくなっているために発生している、管理コンソールの表示上の問題であり、AdvancedCopy ManagerのWeb画面は正常に使用できるため、動作に問題はありません。
Web画面環境についての注意事項は、ETERNUS SF AdvancedCopy Manager使用手引書『クライアントの設定』を参照してください。
目次
索引
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