PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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第4部 システム構成変更編 | > 第8章 運用構成変更 |
ここでは、クラスタアプリケーションの変更方法について説明します。
RMSを停止します。
RMSを起動している場合は、"RMSを停止する"を参照して、RMSを停止してください。
RMS Wizardでクラスタアプリケーションの構成を変更します。
いずれかのクラスタノードにログインし、システム管理者権限になります。
RMS Wizardを起動します。
hvw -n configuration file コマンドを実行します。"configuration file"には、変更したい構成が定義されているconfigurationファイル名を指定してください。
configurationファイル名(testconf)としてRMS Wizardを起動する例:
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvw -n testconf
"Main RMS management menu" の "Application-Edit"を選択します。
"Application selection menu" で 構成変更を行うuserApplicationを選択します。
以下は、"APP1"を選択した例です。
"turnkey wizard" が表示されます。変更する内容により、以下を選択してください。
変更する内容 |
選択項目 |
---|---|
userApplicationの名前 |
"ApplicationName" |
userApplicationの属性 |
"Machines+Basics" |
Cmdlineリソースの構成 |
"CommandLines" |
Fsystemリソースの構成 |
"LocalFileSystems" |
Gdsリソースの構成 |
"Gds:Global-Disk-Services" |
Glsリソースの構成 |
"Gls:Global-Link-Services" |
プロシジャリソースの構成 |
"Procedure:XXXXXX" |
上記選択後の操作方法については、"クラスタアプリケーションの設定"を参照してください。構成変更後は、"SAVE+EXIT" を選択し、"Main RMS management menu" に戻ります。
以下は、userApplicationの "AutoStartUp"属性を "no" から "yes" に変更する例です。
"turnkey wizard" で"Machines+Basics"を選択します。
"AutoStartUp" を選択します。
"yes" を選択します。
"AutoStartUp" が "yes" に変更されていることを確認し、"SAVE+EXIT" を選択します。
"turnkey wizard" で、"SAVE+EXIT" を選択します。
"Application selection menu" で"RETURN" を選択します。
●スケーラブル運用のクラスタアプリケーションの変更の場合
スケーラブル運用のクラスタアプリケーションの構成要素となるスタンバイ運用のクラスタアプリケーションの変更は、前述の"スタンバイ運用のクラスタアプリケーションの変更の場合" を参照してください。
"Application selection menu" で 構成変更を行うuserApplicationを選択します。
以下は、"APP3"を選択した例です。
"turnkey wizard SCALABLE" の "Controllers"を選択します。
"Settings of application type "Controller"" が表示されます。変更する内容により、以下を選択してください。
変更する内容 |
選択項目 |
---|---|
スタンバイ運用クラスタアプリケーションの起動順番 |
"ApplicationSequence" |
スタンバイ運用アプリケーションの削除 |
"Controllers[*]" |
[補足]
"Controllers[*]"の *は数字です。削除を行うスタンバイ運用のクラスタアプリケーションを選択してください。選択後の画面で、"NONE" を選択することで、スタンバイ運用のクラスタアプリケーションを削除します。
上記選択後の操作方法については、"クラスタアプリケーションの設定"を参照してください。構成変更後は、"SAVE+EXIT" を選択し、"Main RMS management menu" に戻ります。
以下は、userApplicationの "AutoStartUp"属性を "no" から "yes" に変更する例です。
"turnkey wizard "SCALABLE"" で"Machines+Basics"を選択します。
"Machines+Basics" の "(AutoStartUp=no)"を選択します。
"yes" を選択します。
"AutoStartUp" が "yes" に変更されていることを確認し、"SAVE+EXIT" を選択します。
"turnkey wizard "SCALABLE"" で、"SAVE+EXIT" を選択します。
"Application selection menu" で"RETURN" を選択します。
"Main RMS management menu" の "Configuration-Generate" を選択します。
"Main RMS management menu" の "Configuration-Activate" を選択します。
"Main RMS management menu" の "QUIT" を選択し、RMS Wizardを終了します。
PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックを行います。
クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -c
PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックの結果、clrwzconfigコマンドが8050番のメッセージを出力した場合、PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスを再登録します。
クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig
PRIMECLUSTER対応製品のリソースを変更します。詳細は、"PRIMECLUSTER対応製品用リソースの登録" を参照してください。
RMSを起動します。
"RMSを起動する"を参照して、RMSを起動してください。
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