PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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第3部 運用編> 第7章 運用> 7.1 PRIMECLUSTERシステム運用管理画面の参照方法> 7.1.2 CRMメインウィンドウ> 7.1.2.1 表示する資源の種類

7.1.2.1.3 運用操作

CRMメインウィンドウからは、以下の操作が行えます。
下表の"選択リソース" は、選択可能なリソースのリソースクラス名です。リソースクラス名の詳細については、"リソース詳細情報" を参照してください。

[CRMメインウィンドウの操作]

機能

操作方法

対象ユーザグループ

メニュー

選択リソース

CRMのリソースデータベースの構築

[ツール]−[初期構成設定]

なし [注1]

wvroot
clroot

リソースの活性指示

[ツール]−[起動]

SDX_DC [注2]

wvroot
clroot
cladmin

リソースの非活性指示

[ツール]−[停止]

SDX_DC [注2]

wvroot
clroot
cladmin

Cluster Admin画面の終了

[ファイル]−[終了]

全て
選択なし

全て

ヘルプの参照

[ヘルプ]−[内容]  [注3]

全て
選択なし

全て

バージョンの参照

[ヘルプ]−[バージョン情報]

全て
選択なし

全て

[注1] 初期構成設定メニューは、リソースデータベースの設定が行われていない場合のみ選択できます。また、このメニューはポップアップメニューには表示されません。
[注2] Global Disk Servicesに登録してあるディスクリソースのみ操作可能です。
[注3] CRMメインウィンドウのヘルプはCF、RMS、SISのヘルプとは別のブラウザで表示されます。

初期構成設定

クラスタリソース管理機構が管理するリソースデータベースの設定を行います。[ツール]−[初期構成設定]で初期構成設定画面が表示されます。なお、初期構成設定は、同時に複数のクライアントから操作を行うことができません。初期構成設定に関する詳細は、"初期構成設定"を参照してください。

起動

選択したリソースの活性処理を行います。起動操作は、保守作業時に行います。そのため、選択したリソースがクラスタアプリケーションに登録されている場合、クラスタアプリケーションがDeact状態の場合のみ起動操作を行うことができます。クラスタアプリケーションの状態は、RMSメインウィンドウで確認してください。

停止

選択したリソースの非活性処理を行います。停止操作は、保守作業時に行います。そのため、選択したリソースがクラスタアプリケーションに登録されている場合、選択したリソースが登録されているクラスタアプリケーションがDeact時のみ停止操作を行うことができます。クラスタアプリケーションの状態は、RMSメインウィンドウで確認してください。

CRMメインウィンドウでの操作中に表示されたメッセージ、およびメッセージダイアログのフレームタイトルが"Cluster resource management facility"となっているメッセージが表示された場合は、以下を参照してください。

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