PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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付録A 使用例> A.2 PowerSORT OCXの使用例

A.2.3 マージ処理(バイナリファイル)の例

次のプログラムは、既にレコードの先頭から10バイトの外部10進数をキーフィールドとして昇順に並べられているレコード長100バイトのバイナリファイル"c:\mergein1"と"c:\mergein2"をマージし、その結果をバイナリファイル"c:\mergeout"に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()

  'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
  PowerSORT1.DispMessage = False

  'マージ処理を指定します。
  PowerSORT1.DisposalNumber = 1

  '入力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.InputFiles = "c:\mergein1 c:\mergein2"

  '入力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.InputFileType = 1

  '出力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.OutputFile = "c:\mergeout"

  '出力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.OutputFileType = 1

  '既にキーフィールドとしてレコードの先頭から10バイトの外部10進数が
  '昇順で並べられています。
  PowerSORT1.KeyCmdStr = "0.10zdla"

  'レコード長は100バイトです。
  PowerSORT1.MaxRecordLength = 100

  'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
  PowerSORT1.Action

  'エラー検出時の処理。
  If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
   Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
   Exit Sub
  End If

End Sub


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