PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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付録A 使用例> A.2 PowerSORT OCXの使用例

A.2.4 マージ処理(テキストファイル)の例

次のプログラムは、既にレコードの20バイトめから10バイトのASCIIコードをキーフィールドとして昇順に並べられている最大レコード長120バイトのテキストファイル"c:\mergein1.txt"と"c:\mergein2.txt"をマージし、その結果をテキストファイル"c:\mergeout.txt"に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()

  'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
  PowerSORT1.DispMessage = False

  'マージ処理を指定します。
  PowerSORT1.DisposalNumber = 1

  'フィールドはカラム位置で指定します。
  PowerSORT1.FieldDefinition = 1

  '入力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.InputFiles = "c:\mergein1.txt c:\mergein2.txt"

  '入力ファイル種別にテキストを指定します。
  PowerSORT1.InputFileType = 0

  '出力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.OutputFile = "c:\mergeout.txt"

  '出力ファイル種別にテキストを指定します。
  PowerSORT1.OutputFileType = 0

  '既にキーフィールドとしてレコードの20バイトめから10バイトの
  'ASCIIコードが昇順で並べられています。
  PowerSORT1.KeyCmdStr = "19.10asca"

  '最大レコード長は120バイトです。
  PowerSORT1.MaxRecordLength = 120

  'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
  PowerSORT1.Action

  'エラー検出時の処理。
  If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
   Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
   Exit Sub
  End If

End Sub


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