PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書 |
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第6章 C言語プログラムからPowerSORTを使用する | > 6.3 BSORT関数の種類 |
bsrtget関数は、bsrtopen関数でソート機能を指定し、かつPowerSORTからソート結果のレコードを受け取る場合に使用します。
#include "bsrt.h" |
注) funcはbsrtopen関数で指定したパラメタです。
以下にbsrtget関数の機能を示します。
個々のレコードを連続した領域に並べて返却します。
固定長レコード形式の場合は、先頭レコードのアドレスがBSRTREC構造体のrec_addrに、レコード群の長さ(レコード長のレコード件数倍)がBSRTREC構造体のrec_lenに設定されます。
可変長レコード形式の場合は、各レコードの先頭にレコード長を格納した領域(long型)を持つ形式で、先頭レコードのアドレスがBSRTREC構造体のrec_addrに、レコードとレコード長の領域を累積した長さがBSRTREC構造体のrec_lenに設定されます。
テキストファイルのレコードの場合は、改行文字を含めたレコードを連続した領域に並べて返却します。先頭レコードのアドレスがBSRTREC構造体のrec_addrに、返却するレコードの累積した長さがBSRTREC構造体のrec_lenに設定されます。
bsrtopen関数で指定したrecを指定します。なお、BSPTR_BSRTRECは、BSRTREC構造体のポインタを意味します。
bsrtget関数の復帰値を説明します。
復帰値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常にbsrtget関数が終了しました。 |
1 |
正常にbsrtget関数が終了しました。すべてのレコードを渡し終えたため、BSRTREC構造体のrec_addrとrec_lenに0を設定しました。 |
-1 |
bsrtget関数の処理で異常が発生したことを示します。BSRTREC構造体のerrdetailまたはsub_error_codeに詳細コードが設定されます。 |
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