PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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第3章 PowerSORTのbsortコマンドを使用する> 3.2 bsortコマンドオプション

3.2.1 アーギュメントファイルオプション(-a)

アーギュメントファイルを指定します。
アーギュメントファイルは、bsortコマンドの各種オプション引数を記述したテキストファイルです。アーギュメントファイルは、固定のオプション引数を別途指定しておきたい場合や、コマンドのオプション引数が長くなる場合などで使用します。

■記述形式

-a argfile

argfile

アーギュメントファイルを指定します。
他のオプション引数とアーギュメントファイルオプションを同時に指定した場合、アーギュメントファイルオプションを指定した位置に、アーギュメントファイルで記述したオプション引数が展開されます。アーギュメントファイルオプションは複数指定できます。
アーギュメントファイルには、オプション引数を複数の行に記述できます。ただし、各オプション引数の途中で改行することはできません。
アーギュメントファイルにアーギュメントファイルオプションは指定できません。アーギュメントファイルには、bsortコマンドのオプション引数だけを記述します。
アーギュメントファイルに空白を含むファイル名を指定する場合は、ファイル名をダブルクォーテーション( " )で囲みます。

■記述例

以下にアーギュメントファイルの記述例を示します。

-s -z200 -32.12pdla,25.4fbia↓
-p 25.4fbi.ge.d35↓
-o bsortout↓
sortin↓(注)

注)↓印は復帰改行コード<CR><LF>を示しています。

argfile の展開例

アーギュメントファイル(argfile)には、以下の内容が記述されているものとします。

-s -z100

例1)

bsort infile1 -a argfile -ooutfile1

と指定した場合、以下の指定と同じです。

bsort infile1 -s -z100 -ooutfile1

例2)

bsort infile2 -z70 -a argfile -ooutfile2

と指定した場合、以下の指定と同じです。

bsort infile2 -z70 -s -z100 -ooutfile2

この場合、重複指定不可の-zオプションが2つ指定されているため、エラーになります。


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