PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書 |
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第1章 PowerSORTの概要 | > 1.7 フィールドとデータ形式 | > 1.7.2 データ形式 |
数値の型には、以下の16の型があります。
1バイト中の任意のビットを取り出してキーフィールド、被比較フィールドまたは比較フィールドの比較値として使用します。ビットの取り出しにはマスク値を使用します。マスク値とフィールドの値の論理積を比較値にします。
先頭1ビットを符号とした固定小数点2進数のフィールドです。固定小数点2進数の形式は、8086系MPUで使用されているLittle endianという形式と、Big endianの形式があります。単に固定小数点2進数という場合、Big endianの形式です。
8086系MPUで使用されている固定小数点2進数のフィールドです。この形式はLittle endianという呼び名で知られています。
システムの標準がBig endianの場合、固定小数点2進数を意味します。システムの標準がLittle endianの場合、8086形式固定小数点2進数を意味します。
符号フラグをもたない固定小数点2進数です。8086系MPUで使用されているLittle endianという形式と、Big endianの形式があります。単に符号なし固定小数点2進数という場合、Big endianの形式です。
8086系MPUで使用されている符号なし固定小数点2進数のフィールドです。この形式はLittle endianという呼び名で知られています。
システムの標準がBig endianの場合、符号なし固定小数点2進数を意味します。システムの標準がLittle endianの場合、8086形式符号なし固定小数点2進数を意味します。
指数部と仮数部で表現され、符号は指数部の先頭1ビットに設定される2進数の表現形式です。
富士通の汎用計算機で用いられている浮動小数点2進数です。指数部と仮数部で表現され、符号は指数部の先頭1ビットに設定される2進数の表現形式です。
1バイトに2桁の10進数を格納した10進数の表現形式です。
xx |
xx |
… |
xx |
xS |
x:0x0〜0x9
S:[正の場合]0xa、0xc、0xe、0xf
[負の場合]0xb、0xd(注)
注) 4ビットで表す符号の位置に表中の正または負で記載した以外のコードが現れた場合、正の符号として扱います。
PowerSORTでは、以下の2つの形式をサポートしています。
1バイトに2桁の10進数を格納し、最終4ビットで符号なしを表した10進数の表現形式です。
xx |
xx |
… |
xx |
xS |
x:0x0〜0x9
S:0xf(注)
注) 最終4ビットの値の正当性はチェックしません。
1バイトに2桁の10進数を格納した符号部をもたない10進数の表現形式です。
xx |
xx |
… |
xx |
xx |
x:0x0〜0x9
1バイトに1桁の10進数を表示可能形式(ASCIIコードの数字:0x30〜0x39)で格納した10進数の表現形式です。
3x |
3x |
… |
3x |
Sx |
3:0x3
x:0x0〜0x9
S:[正の場合]0x4
[負の場合]0x5(注)
注) 4ビットで表す符号の位置に表中の正または負で記載した以外のコードが現れた場合、正の符号として扱います。
1バイトに1桁の10進数を表示可能形式(ASCIIコードの数字:0x30〜0x39)で格納した符号部をもたない10進数の表現形式です。
3x |
3x |
… |
3x |
3x |
3:0x3
x:0x0〜0x9
環境変数BSORT_TOPYYの指定値に従って、2バイトの外部10進数を2桁年号として比較します。
環境変数BSORT_TOPYYの指定値に従って、2バイトの内部10進数を2桁年号として比較します。
環境変数BSORT_TOPYYの指定値に従って、1バイトの符号なし内部10進数を2桁年号として比較します。
ここで記述されているデータ形式の図は、入力ファイルのコード系がASCIIコード系(富士通COBOL形式)の場合の形式です。
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