Apdesigner プログラマーズガイド
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6.2.1 Beanを新規作成する
複合Beanを新規作成する場合は、Javaフォーム(パネルを選択)やアプレットと同じ手順です。詳細については、"Javaフォームとアプレットを定義する"を参照してください。
単体Beanを新規作成する場合は、以下の手順で行います。
- Pure Javaプロジェクトの新規作成またはApdesignerのメニューバーから[ファイル] > [新規] > [その他]を選択します。
- [新規]ダイアログボックスのツリーから[Java] > [GUI] > [JavaBeans]を選択します。
- [JavaBeans情報]ページで以下の情報を設定します。
- ソースフォルダ
ソースを格納するフォルダを指定します。
- パッケージ名
パッケージ名を指定します。指定しない場合は、空欄のままにします。
- [JavaBeanの新規作成]ページから[単体Bean]を選択します。
- 以下の各種情報を設定します。
- クラス情報
- パッケージ名
パッケージ名を指定します。指定しない場合は、空欄のままにします。
- Bean名
作成するBeanの名前を指定します。
- BeanInfo作成
基底クラスのプロパティ、メソッドおよびイベントを取り込みBeanInfoを作成するか、しないかを決定します。作成する場合には、すべてのプロパティ、メソッドおよびイベントがBeanInfoとして作成されます。取り込んだBeanInfoは、作成後にBeanInfo定義で修正することができます。
- 派生クラス情報
- 基底クラス
基底クラスを指定します。オブジェクトパレットに登録されているBeanとアプレットなどのクラスが一覧表示されます。一覧表示から選択することもできます。
- Javaフォーム定義が起動され、Beanを作成します。
不可視Beanを新規作成する場合は、以下の手順で行います。
- Pure Javaプロジェクトの新規作成またはApdesignerのメニューバーから[ファイル] > [新規] > [その他]を選択します。
- [新規]ダイアログボックスのツリーから[Java] > [GUI] > [JavaBeans]を選択します。
- [JavaBeans情報]ページで以下の情報を設定します。
- ソースフォルダ
ソースを格納するフォルダを指定します。
- パッケージ名
パッケージ名を指定します。指定しない場合は、空欄のままにします。
- [JavaBeanの新規作成]ページから[不可視Bean]を選択します。
- 以下の各種情報を設定します。
- クラス情報
- パッケージ名
パッケージ名を指定します。指定しない場合は、空欄のままにします。
- Bean名
作成するBeanの名前を指定します。
- BeanInfo作成
基底クラスのプロパティ、メソッドおよびイベントを取り込みBeanInfoを作成するか、しないかを決定します。作成する場合には、すべてのプロパティ、メソッドおよびイベントがBeanInfoとして作成されます。取り込んだBeanInfoは、作成後にBeanInfo定義で修正することができます。
- 派生クラス情報
- 基底クラス
基底クラスを指定します。よく使うクラスが一覧表示されますので、その一覧から選択することもできます。
- ソースがただちに作成されます。ソースはJavaエディタで直接編集します。
基底クラスにはクラスパス上に存在するJavaのクラスをパッケージ名付きで設定します。
基底クラスのプロパティやメソッドなどを変更した場合、BeanInfoを定義し直してください。
基底クラスが選択できない場合には、以下のことを確認してください。
- 基底クラスのBean化が可能でない場合は、選択できません(Bean.Instantiate()メソッドで判定しています)。
基底クラスがデフォルトコンストラクタをもたないなど、単体Beanの作成手順で作成できない場合は、複合Beanの作成手順またはJavaクラスソースにBeanInfoを付加してJavaBean化します。
- 基底クラスがFinal属性の場合は、Bean化できません。
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