Apdesigner プログラマーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 アプリケーション開発編> 第6章 JavaBeansを開発する

6.2 開発の流れ

JavaBeansは、以下の順序で開発します。なお、"2.Beanを定義する"から"4.Javaアプリケーション処理手続きを記述する"は、必要に応じて開発順序を変更することもできます。

  1. プロジェクトを定義する

    JavaBeansを開発する場合、[新規プロジェクト]ダイアログボックスで[Pure Javaプロジェクト]を選択します。

  2. Beanを定義する

    プロジェクトの新規作成を行い、[選択]ページで[JavaBeans]を選択します。[JavaBeanの新規作成]ページで作成するBeanを定義します。詳細については、"Beanを新規作成する"を参照してください。

  3. BeanInfoを定義する

    BeanのBeanInfoを定義します。BeanInfoとは、Beanのプロパティやメソッドなどを定義した情報です。

  4. Javaアプリケーション処理手続きを記述する

    Bean実行時のプロパティおよびメソッドの操作に応じて行う処理を、Javaで記述します。

  5. プロジェクトをビルド・デバッグ・実行する

    Beanを開発するために作成したプロジェクトをビルドします。プロジェクトのビルドが完了すると、「プロジェクト名.jar」という名前でBeanのJARファイルが生成されます。デバッグや実行は、作成したBeanを別のプロジェクトのJavaフォームに貼り付けて行います。

BeanInfoを定義しなければBeanにすることはできません。
単体Beanまたは不可視Beanを[新規]ダイアログボックスから生成した場合は、自動的にBeanInfoの定義が付加されます。

下へ6.2.1 Beanを新規作成する
下へ6.2.2 BeanInfoを定義する

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1998-2006