Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0
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第3部 導入(応用編)> 第10章 公開Webコンテンツの改ざんを監視する

10.3 監視条件の登録

登録は、以下の順で行います。

  1. コンテンツの公開場所を指定する
  2. 改ざん検査の実行頻度を指定する
  3. 改ざん検出通知の通知先を指定する

以降の説明では、例として、下図のとおり設定する方法について説明します。

コンテンツ管理者が複数の場合、監視条件をコンテンツ管理者単位に登録すると、改ざん検出通知を適切なところへ無駄なく送信できます。

監視条件をコンテンツの重要度単位に登録すると、改ざん検査の実行頻度を重要度で変化を付けることができます。

10.3.1 コンテンツの公開場所を指定する

以下の順に辿り、改ざん監視URL登録画面を開きます。

[Webサイト管理]画面改ざん監視画面改ざん監視URL登録画面

前記例のとおりとするには、下図のとおり設定します。

画面の詳細については、「13.1.2 改ざん監視URL登録画面」を参照してください。

10.3 監視条件の登録」の図中3の動作は、ここで設定したURLのホスト情報に一致する被管理サーバ情報(エージェントのURL)に対して行われます。ここで設定するURLのホスト情報については、被管理サーバ情報におけるエージェントのURLのホスト情報と一致していることを確認してください。被管理サーバ情報の確認箇所は、下図の赤で印した部分です。

10.3.2 改ざん検査の実行頻度を指定する

前記例のとおりとするには、前節の設定に引き続き、下図のとおり設定します。

通常、1時間に1回で十分と考えられますが、もっと短い間隔でという場合は、カストマイズにより、改ざん検査の実行間隔を1時間よりも短くすることができます。詳細については、「13.3.1 改ざん検査をもっと短い間隔で実行したい」を参照してください。

改ざん検査を任意の時点で実行することもできます。詳細については、「13.3.2 改ざん検査を任意の時点で実行したい」を参照してください。

10.3.3 改ざん検出通知の通知先を指定する

前記例のとおりとするには、前節の設定に引き続き、下図のとおり設定します。

これで一通り指定できたので、[OK]ボタンをクリックします。

ここまでの設定が正しくできていることを確認するには、次のような方法もあります。([改ざん監視URL]の指定値がディレクトリを指す場合)
  1. ダミーのコンテンツを用意します。
  2. コンテンツ公開を申告する(コンテンツ管理者の作業)を参考にして、ダミーのコンテンツの情報を登録します。
  3. ダミーのコンテンツを公開Webサーバへアップロードします。
  4. 改ざん検査を任意の時点で実行したいを参考にして、改ざん検査を実行します。
  5. 公開Webサーバ上のダミーのコンテンツを削除します。
  6. 改ざん検査を任意の時点で実行したいを参考にして、再度、改ざん検査を実行します。
  7. 稼動状況画面を開き、ダミーのコンテンツについての削除が検出されていることを確認します。検出されていれば、コンテンツの公開場所の指定は正しくできています。
  8. 改ざん検出通知の送信先にE-mailが届いていることを確認します。E-mailでダミーのコンテンツの削除が通知されていれば、改ざん検出通知の通知先は正しく設定できています。
  9. コンテンツ公開を申告する(コンテンツ管理者の作業)を参考にして、ダミーのコンテンツの情報を登録抹消します。

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