Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.3.10 Interstage シングル・サインオン資源のリストア
Interstage シングル・サインオン資源のリストア手順について説明します。
■リストア方法

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcsvの場合の操作例を以下に示します。
copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
copy X:\Backup\ssoatcsv\ssoatcsv.conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf
copy X:\Backup\ssoatcsv\bindpass C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf (注1)
copy X:\Backup\ssoatcsv\serviceid C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf(注2) |
Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcagの場合の操作例を以下に示します。
- copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
copy X:\Backup\ssoatcag\ssoatcag.conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf
copy X:\Backup\ssoatcag\serviceid C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf (注2)
- xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /I X:\Backup\ssoatcag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template |
Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzagの場合の操作例を以下に示します。
- copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
copy X:\Backup\ssoatzag\ssoatzag.conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf
copy X:\Backup\ssoatzag\domainsid C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf (注2)
copy X:\Backup\ssoatzag\ssoacsctl C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf (注3)
- xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /I X:\Backup\ssoatzag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template |
Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaの場合の操作例を以下に示します。
copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリにJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーションの格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
copy X:\Backup\ssoatzag\java\Javaアプリケーション資源ファイル C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample (注4) |

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssosvの場合の操作例を以下に示します。
cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp /backup/FJSVssosv/ssoatcsv.conf /etc/opt/FJSVssosv/conf
cp /backup/FJSVssosv/bindpass /etc/opt/FJSVssosv/conf(注1)
cp /backup/FJSVssosv/serviceid /etc/opt/FJSVssosv/conf(注2) |
Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssoacの場合の操作例を以下に示します。
- cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp /backup/FJSVssoac/ssoatcag.conf /etc/opt/FJSVssoac/conf
cp /backup/FJSVssoac/serviceid /etc/opt/FJSVssoca/conf(注2)
- cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -Rp /backup/FJSVssoac/template /etc/opt/FJSVssoac/pub |
Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssoazの場合の操作例を以下に示します。
- cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp /backup/FJSVssoaz/ssoatzag.conf /etc/opt/FJSVssoaz/conf
cp /backup/FJSVssoaz/domainsid /etc/opt/FJSVssoaz/conf(注2)
cp /backup/FJSVssoaz/ssoacsctl /etc/opt/ FJSVssoaz/conf(注3)
- cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -Rp /backup/FJSVssoaz/template /etc/opt/FJSVssoaz/pub |
Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をリストアする場合について説明します。
バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaの場合の操作例を以下に示します。
cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーションの格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
cp /backup/FJSVssoaz/java/Javaアプリケーション資源ファイル /home/jaas/sample (注4) |
- 注1)
- ssoencbpコマンドで作成したファイルです。リポジトリサーバの定義ファイルの“repository-bind-password-path”の設定にしたがってリストアしてください。
- 注2)
- ssoencsidコマンドで作成したファイルです。リポジトリサーバの定義ファイルの“serviceidpath”、認証サーバの定義ファイルの“serviceidpath”、業務サーバの定義ファイルの“ServiceIDPath”の各設定にしたがってリストアしてください。
- 注3)
- ssorfinfazコマンドで作成したファイルです。業務サーバの定義ファイルの“AccessCtl”の設定にしたがってリストアしてください。
- 注4)
- Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。
- Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。
・Javaソースファイル、Javaクラスファイル、JavaArchive(jar)ファイル、ログイン構成ファイル、トラストストアファイル、セキュリティポリシーファイル、サービスIDの暗号ファイル、Javaアプリケーションが使用するファイル。
■注意事項
リポジトリサーバは、Interstage HTTP Server、InfoDirectoryを利用しています。これらの資源のリストアも行ってください。また、DSAの復元を行う場合は、必ずDSAを停止してから行ってください。
認証サーバの資源をリストアする場合は、Interstage HTTP Serverの資源も合わせてリストアしてください。また、Interstage管理コンソールを使用してSSL定義を設定した場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。“Interstage証明書環境資源のリストア”を参照してInterstage証明書環境資源をリストアしてください。SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、バックアップした以下の資源を、httpd.confファイルの該当ディレクティブで指定されているパスにリストアしてください。
- スロット情報ディレクトリ(Interstage HTTP Serverのhttpd.confファイルのSSLSlotDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- 運用管理ディレクトリ(Interstage HTTP Serverのhttpd.confファイルのSSLEnvDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- ユーザPIN管理ファイル(Interstage HTTP Serverのhttpd.confファイルのSSLUserPINFileディレクティブで指定したファイル)
業務サーバの資源をリストアする場合は、ご利用のWebサーバの資源も合わせてリストアしてください。
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