Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.3 リストア手順

4.1.3.5 CORBAサービス資源のリストア

 CORBAサービス資源のリストア手順について説明します

■リストアコマンド

 CORBAサービス資源のリストアでは、以下のコマンドを使用します。

 C:\Interstage\ODWIN\bin\odrestoresys.exe

 /opt/FSUNod/bin/odrestoresys

 /opt/FJSVod/bin/odrestoresys

 odrestoresysコマンドは、CORBAサービスが停止している状態で実行する必要があります。
 なお、odrestoresysコマンドは、オプションを指定することによりCORBAサービス(ORB)資源、ネーミングサービス資源、ロードバランス資源、インタフェースリポジトリ資源それぞれのリストアを行うことが可能です。

■リストア方法

 バックアップ先パスがX:\Backup\ODの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービス資源ファイルをリストアします。
  odrestoresys -r X:\Backup

 バックアップ先パスが/backup/FSUNodの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。
  odrestoresys -r /backup

 バックアップ先パスが/backup/FJSVodの場合の操作例を以下に示します。

 odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。
  odrestoresys -r /backup

■注意事項

 Interstage管理コンソールを使用してSSL環境を設定した場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。“Interstage証明書環境資源のリストア”を参照してInterstage証明書環境資源をリストアしてください。odsetSSLコマンドを使用して構築したSSL環境を使用している場合は、バックアップした以下の資源を、odsetSSLコマンドで指定したディレクトリにリストアしてください。


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