Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.2 バックアップ手順

4.1.2.12 Interstage HTTP Server資源のバックアップ

 Interstage HTTP Server資源のバックアップ手順について説明します。

■バックアップ方法


 バックアップ先パスがX:\Backup\IHSの場合の操作例を以下に示します。

  1. バックアップ用ディレクトリを作成します。
      mkdir X:\Backup\IHS
  2. copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Interstage HTTP Server資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
      copy C:\Interstage\F3FMihs\conf\httpd.conf X:\Backup\IHS
      copy パスワードファイル X:\Backup\IHS(注)


 バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。

  1. バックアップ用ディレクトリを作成します。
      mkdir /backup/FJSVihs
  2. cpコマンドを使用して、Interstage HTTP Server資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
      cp /etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf /backup/FJSVihs
      cp パスワードファイル /backup/FJSVihs(注)
注)
 ユーザ認証のため、htpasswdコマンドでパスワードファイルを作成した場合のみ

■注意事項

 コンテンツをバックアップする必要がある場合、およびhttpd.confとパスワードファイル以外に環境設定時に使用したファイルがある場合、別途それぞれについて該当するファイルをバックアップ用ディレクトリに退避してください。
 また、Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境のSSLを使用している場合は、Interstage証明書環境資源をバックアップする必要があります。“Interstage証明書環境資源のバックアップ”を参照してInterstage証明書環境資源をバックアップしてください。SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、以下の資源をバックアップ用ディレクトリに退避してください。


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