Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.2.9 コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\td\bin\tdbackupsys.exe |

/opt/FSUNtd/bin/tdbackupsys |

/opt/FJSVtd/bin/tdbackupsys |
tdbackupsysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法

資源バックアップ先フォルダが“X:\Backup\”の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys X:\Backup\ |


資源バックアップ先ディレクトリが/backup/の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys /backup/ |
■注意事項
- バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に“”(ダブルクォーテーション)で括って指定する必要があります。
- コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップを行う前に、Interstageセットアップ資源および、CORBAサービス資源のバックアップを行う必要があります。


- Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。クラスタシステムの場合には、クラスタシステムの停止方法により停止してください。

- tdbackupsysコマンドは、バックアップフォルダ配下に“TD”フォルダおよび“EXTP”フォルダを作成後、各フォルダ配下にコンポーネントトランザクションサービス資源をバックアップします。すでに“TD”または“EXTP”フォルダが存在する場合は、各フォルダを削除してからコマンドを実行してください。

- tdbackupsysコマンドは、バックアップディレクトリ配下に“FSUNtd”ディレクトリおよび“FSUNextp”ディレクトリを作成後、各ディレクトリ配下にコンポーネントトランザクションサービス資源をバックアップします。すでに“FSUNtd”または“FSUNextp”ディレクトリが存在する場合は、ディレクトリを削除してからコマンドを実行してください。

- tdbackupsysコマンドは、バックアップディレクトリ配下に“FJSVtd”ディレクトリおよび“FJSVextp”ディレクトリを作成後、各ディレクトリ配下にコンポーネントトランザクションサービス資源をバックアップします。すでに“FJSVtd”または“FJSVextp”ディレクトリが存在する場合は、ディレクトリを削除してからコマンドを実行してください。
- Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。
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