Interstage Application Server 運用ガイド |
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第2章 アプリケーションの運用 | > 2.1 ワークユニットの設計 | > 2.1.1 ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境 |
アプリケーションの最大処理時間(タイムアウト時間)を指定し、ワークユニット配下で動作するサーバアプリケーションの呼び出しから復帰までの、応答時間の監視を行うことができます。アプリケーション障害によるハングアップ、ループなどが原因となる処理遅延によるクライアントへのレスポンス遅延を防止する場合に使用します。アプリケーションの最大処理時間に関しては、Interstage管理コンソールのワークユニット設定に定義します。
なお、タイマ機能はサーバアプリケーションの障害などにより、アプリケーションの復帰が遅延する場合の対処として使用してください。一般的な運用で頻繁にタイムアウトが発生するような使用は避けてください。
タイムアウト時の振る舞いとして以下の形態を選ぶことができます。どちらの形態でも、タイムアウト発生時にスレッドダンプを自動的に採取します。
スレッドダンプはコンテナ情報ログ(info.log)に採取されます。また、タイムアウト発生直後と10秒後の2回出力されます。これにより、2回のスレッドダンプで変化がなかったスレッド上の動作アプリケーションで問題があることが検出できます。
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