PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム | > 第25章 性能とチューニング | > 25.1 アップデートログ |
GFS 共用ファイルシステムでは、アップデートログ領域への書き出しが、ファイルシステム性能を劣化させないように考慮しています。しかし、運用状態によっては、I/O ネックが発生してしまうことがあります。
このような場合には、I/O 負荷の比較的軽いディスク上にアップデートログ用のパーティション
を作成します。そして、ファイルシステムへの I/O とアップデートログ領域への I/O を分けることによりファイルシステム性能を改善することができます。
アップデートログ領域への書き出しが I/O ネックになっているかどうかは、GFS 共用ファイルシステム専用の統計情報表示コマンド sfcstat(1M) を使用します。そして、アップデートログ領域への 1 秒あたりの I/O 発行回数と平均待ち時間を調べます。また、ファイルシステム全体の I/O 量についても、このコマンドで調べることができます。
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