Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第6章 アプリケーションの作成(C API) > 6.5 注意事項

6.5.1 Windows Sockets DLLの利用方法について

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 LDAP C APIは、Windows Sockets DLL を利用してTCP/IPプロトコルで通信を行います。Windows Sockets DLLの初期化(WSAStartup())および終了処理(WSACleanup())はLDAP C API内で行うため、ユーザアプリケーション側では初期化処理は必要ありません。

 しかし、ユーザアプリケーション側でWindows Sockets DLLの初期化/終了処理を行う場合は、LDAP C API側で初期化/終了処理を実行しないように、セションハンドルオプションLDAP_OPT_WSINITを設定する必要があります。セションハンドルオプションLDAP_OPT_WSINITについては、“セションハンドルオプション”を参照してください。

 ユーザアプリケーションでWindows Sockets DLLの初期化/終了処理を行う場合の図を以下に示します。

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