Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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5.7.2 リポジトリデータのみを修復する場合

以下の文中の“バックアップファイル”を“バックアップディレクトリ”と読み替えてください。
スタンドアロン形態のリポジトリでデータベース内のデータのみを修復する場合について手順を説明します。
- Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で、修復するリポジトリを停止します。
- irepbacksysコマンドを使用し、修復するリポジトリをバックアップします。
- 手順1で停止したリポジトリを削除します。
- Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[新規作成]タブで、以下の項目を削除したリポジトリと同じ設定にして、[作成]ボタンをクリックします。
- [リポジトリ名]
- [公開ディレクトリ]
- [デフォルトツリーの作成]
- [ユーザパスワード暗号化方式]
- [データベース格納先]
手順2で作成したバックアップファイルを、ireprestsysコマンドを使用し-dataonlyオプション指定でリストアします。
リポジトリ名は、バックアップしたリポジトリの名前と同じものを指定してください。
データベースの置き換えをするかどうかの確認メッセージが表示されますので、置き換える場合は、‘y’または‘Y’を入力してリストアを続行してください。リストアを中止する場合は、‘n’または‘N’を入力してください。その他のキーを入力した場合は、確認メッセージを再度出力してキー入力待ちとなります。


バックアップディレクトリ X:\Backup\irep\rep001_back
リポジトリ名 rep001
ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -dataonly
Data already exists in database store. (C:\Interstage\Enabler\EnablerDStores\IREP\rep001\data)
Are you sure of deleting data in database store? (y/n):y
IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました X:\Backup\irep\rep001_back [rep001] |

バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
リポジトリ名 rep001
#ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 -dataonly
Data already exists in database store. (/var/opt/FJSVena/EnablerDStores/FJSVirep/rep001/data)
Are you sure of deleting data in database store? (y/n):y
UX:IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました /home/user1/rep001_back.tar.Z [rep001] |

バックアップファイル名 /backup/irep/rep001_back.tar.Z
リポジトリ名 rep001
#ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 -dataonly
Data already exists in database store. (/var/opt/FJSVena/DStores/FJSVirep/rep001/data)
Are you sure of deleting data in database store? (y/n):y
UX:IREP: 情報: irep11001: リストアが成功しました /backup/irep/rep001_back.tar.Z [rep001] |
- Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ : 状態]画面から、修復したリポジトリを起動します。
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