Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 機能の説明> 2.9 資源の配付> 2.9.1 ソフトウェア資源を配付する(資源配付)

2.9.1.4 適用日をスケジュールする

全社一斉にはじまる新規業務の資源、配付してすぐ使用する資源など、業務の運用にあわせて資源の適用のタイミングを指定できます。

■適用タイミングの指

管理者が適用予定日を指定し配付すると、適用予定日時を経過した資源だけを適用します。適用予定日時は、適用方法を後刻適として配付する場合に指定できます。

全社一斉にはじまる新業務の資源は、新業務開始日を適用予定日時として、新業務開始日以前に資源を配付します。配付された資源は、適用予定日時を経過するまでは適用されません。適用予定日時を経過すると資源が適用され、一斉に新業務を開始できます。

資源の適用方法

■強制配

強制配付機により、管理者の指示で強制的に各クライアントへ資源を配付/適用することができます。夜間に業務のレベルアップなどを行う場合には、管理者の指示で強制的にダウンロード/適用ができます。クライアントの夜間の業務レベルアップ作業に必要な電源制御については、“リモートからの電源制御”を参照してください。

■サーバ/クライアントの同期適

部門管理/業務サーバとその配下に接続されているクライアントを一つの単位として扱い、サーバ用・クライアント用資源の適用を、同期をとって行うことができます。資源の適用の同期をとることで、クライアント・サーバ型の新業務を全社一斉に開始することが容易になります。サーバ用・クライアント用の資源は、メンテナンス版数として配付することで、同期をとった適用が可能です。また、メンテナンス版数の適用結果から、新業務が運用可能な状態になっているか、容易に確認が可能です。

また、データ量の大きい資源を配付する場合、事前配付により、適用予定日時よりも前に資源をクライアントまで配付しておき、適用予定日時に一斉に適用することが可能です。

適用予定日時を設定し、通常に資源を配付した場合、設定した日時を経過するまで、クライアントへ資源をダウンロードすることはできません。適用予定日時を設定し、事前配付で資源を配付した場合、設定した日時を経過しなくてもクライアントへ資源をダウンロードできます。

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