InfoDirectory SDK 使用手引書
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第7章 トラブルシューティング> 7.1 LDAPコマンドに関するトラブル

7.1.6 LDIFファイルにファイルから属性値を読み込むように設定したが、変更したデータが異なる。

【トラブル現象】
 ldapmodifyコマンドで、LDIFファイルにファイルから属性値のデータを読み込むように指定して実行した場合、異なる属性値が登録された。

【原因】
 LDIFファイル内に指定したファイルが、Base64形式にエンコードされていない可能性があります。
 LDAP V3プロトコルを指定したldapmodifyコマンドでは、そのファイルの内容をデコードして登録します。この場合、指定したファイルの内容が異なるデータにデコードされて登録されている可能性があります。
 また、LDAP V2プロトコルの場合、Base64からデコードされずにBase64データとして登録されます。

【対処方法】
 LDIFファイルで属性値をファイルから読込んで指定する場合は、Base64形式にエンコードされたファイルを指定してください。

 


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