InfoDirectory SDK 使用手引書
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第7章 トラブルシューティング> 7.1 LDAPコマンドに関するトラブル

7.1.5 LDIFファイルでバイナリ属性にファイル名を指定したが、エラーが通知された。

【トラブル現象】
 ldapmodifyコマンドで、属性値にバイナリデータのファイルから読込むように記述したLDIFを指定したところ、次のメッセージが出力された。
 
メッセージ:Failed to convert charactor code

【原因】
 LDIFファイルで指定されたバイナリデータファイルの記述形式に誤りがあります。

【対処方法】
 ldapmodifyコマンドによりバイナリ属性(jpegphoto)の値を指定するときは、以下の対処方法にしたがってください。

 画像データをバイナリ(JPEG)ファイルで登録する場合は、以下のようにURL形式(file://フルパス)で指定してください。

dn: cn=富士通タロウ,o=fujitsu,c=jp
cn: 富士通タロウ
sn: 富士通
objectclass: inetOrgPerson
objectclass: OrganizationalPerson
objectclass: person
objectclass: top
jpegphoto:< file:///tmp/gazo.jpg

※gazo.jpgはJPEG形式のファイルです。

 画像データをBase64形式のファイルで登録する場合は、以下のようにファイルのパスを直接指定してください。

dn: cn=富士通タロウ,o=fujitsu,c=jp
cn: 富士通タロウ
sn: 富士通
objectclass: inetOrgPerson
objectclass: OrganizationalPerson
objectclass: person
objectclass: top
jpegphoto:< /tmp/gazo.txt

※gazo.txtはBase64形式のファイルです。

 


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