Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX -

4.2.2 持ち越しジョブネットを監視する

持ち越しジョブネットを監視する手順を説明します。

■概要

持ち越しジョブネットを監視するには、以下のウィンドウから行います。

• [スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]

■操作手順

1. [スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュールサーバを選択し、[ツール]メニューで、[持ち越しジョブネットの監視]を選択します。

   →詳細状況を表示しているサブシステムの、選択されたスケジュールサーバの[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]が表示されます。

   

2. 表示された持ち越しジョブネットをプロジェクト名、ジョブネット名、ジョブネット名称、メモ内文字列、ジョブネットの状態、運用指示の内容で絞り込みができます。絞り込みを行うには、[表示]メニューで[絞り込み表示...]を選択します。

   →[絞り込み条件の設定]ダイアログボックスが表示されます。

   

   絞り込み条件を指定して、[OK]ボタンをクリックします。

■表示項目

[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウに表示される、持ち越しジョブネットの表示項目について説明します。画面全体の表示項目の詳細については、“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

ホスト名

現在表示中のサーバ名が表示されます。

サブシステム

現在表示中のサブシステム番号が表示されます。

運用日

持ち越しジョブネットの運用日が表示されます。

プロジェクト

持ち越しジョブネットが所属するプロジェクトのマスタプロジェクト名が表示されます。

ジョブネット名

持ち越しジョブネットのジョブネット名が表示されます。

ジョブネット名称

持ち越しジョブネットのジョブネット名称が表示されます。

状態

持ち越しジョブネットの現在の状態が表示されます。ジョブネットの状態は、“未実行”、“開始遅延”、“終了遅延”を除いて、スケジュール分散機能を有効にしていない場合と同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“ジョブネットの状態”を参照してください。

“未実行”、“開始遅延”、“終了遅延”の状態は以下のとおりです。

未実行：

Systemwalker Operation Managerクライアントでは、電源未投入時の処置を有効にせず、サーバ起動時にジョブネットが起動されなかったときに[ジョブネットの監視]ウィンドウのガントチャートで表示されます([ジョブネットの管理]ウィンドウでは“実行待ち”)。

[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウでは、ジョブネットの起動条件が破棄された未実行ジョブネットの状態を表します。

開始遅延/終了遅延：

[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウでは、スケジュールの適用が持ち越し対処待ちなどで当日ではなく、翌日以降に適用された場合の開始遅延・終了遅延は、当日での遅延ではなく、持ち越しジョブネットとして扱うため、対処状態が“持ち越し”となります。

対処状態

持ち越しジョブネットに対する対処状態を表示します。対処状態については、“持ち越しジョブネットの対処状態”を参照してください。

運用指示

持ち越しジョブネットに対して設定された運用指示を表示します。運用指示については、“持ち越しジョブネットに対する運用指示”を参照してください。

起動予定日時

ジョブネットの起動予定日時が表示されます。

開始日時

ジョブネットの開始日時が表示されます。

終了日時

ジョブネットの終了日時が表示されます。

メモ

ジョブネットに対するメモを表示します。