Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX -
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第4章 監視/操作> 4.2 持ち越しジョブネットを監視/操作する> 4.2.1 持ち越しジョブネットの状態と操作について

4.2.1.5 オペレータ対処の例

[ジョブネットのプロパティ]の[運用指示]で“オペレータ対処”となっているものは、持ち越しジョブネットに対し、以下のような対処が可能です。

未実行のジョブネットの処理はせず、当日のジョブネットをスケジュールしたい

ジョブネットの操作で“打ち切り”を実行します。

停止中となっている未実行のジョブネットは無効状態となり、当日のジョブネットがスケジュールされます。

ジョブネット操作で“無効”操作をした場合と同様の動作になります。

未実行のジョブネットの処理を完了させて、当日のジョブネットをスケジュールしたい

ジョブネットの操作で“停止解除”を実行します。

停止解除後のジョブネットの状態は、“持ち越し”状態となり、起動条件が整った時点で実行されます。

[ジョブネットのプロパティ]の[運用指示]で、“完了待ち”を指定した場合と同等の対処となります。

未実行のジョブネットの処理と当日のジョブネットのスケジュールを同時に行いたい

ジョブネットの操作で“並列走行”を実行します。

未実行のジョブネット(停止中)を停止解除して、さらに当日のジョブネットのスケジュールを行います。

[ジョブネットのプロパティ]の[運用指示]で、“並列走行”を指定した場合と同等の対処となります。

未実行のジョブネットはそのままにして、当日のジョブネットをスケジュールしたい

ジョブネットの操作で“追い越し”を実行します。

未実行のジョブネット(停止中)はそのまま継続して、さらに当日のジョブネットのスケジュールを行います。


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