FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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付録A 容量見積り> A.1 Symfoware抽出レプリケーションで使用するログファイルの容量見積り

A.1.2 差分ログファイルの容量見積り

差分ログファイルのサイズは、以下の見積り式に基づいて決定してください。

見積り式

差分ログファイルのサイズ = L × H

L:単位時間当たりの平均ログ量

H:一括差分複写業務のスケジュール間隔の時間

単位時間当たりの平均ログ量(L) = R × ( 1 + U ) × 更新件数

R:差分ログのレコード長(単位はバイト)

U:結合キー、クラスタキーまたは分割キーの値を更新するSQL文の比率 (0〜1)

差分ログのレコード長(R) = G + 2 + ( N1 + D1 ) + ( N2 + D2 ) + … ( Ni + Di )

G:グループ単位のレプリケーションの場合の制御情報の長さ(単位はバイト)。
グループ単位のレプリケーションの場合で、抽出する項目にナル表示域を指定した場合は8となります。ナル表示域を指定しない場合は6となります。
表単位のレプリケーションの場合は、0となります。

N1、N2…Ni:ナル表示域の長さ。抽出する項目にナル表示域を指定した場合は2となります。指定しない場合は0となります。(単位はバイト)

D1、D2…Di:抽出する各項目の長さ。可変長の場合は、最大長で見積りを行ってください。また、グループ単位のレプリケーションの場合は、当該グループに属するすべての表の項目の長さを含めてください。(単位はバイト)

注意事項



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