FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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付録A 容量見積り | > A.1 Symfoware抽出レプリケーションで使用するログファイルの容量見積り |
差分ログファイルのサイズは、以下の見積り式に基づいて決定してください。
差分ログファイルのサイズ = L × H |
L:単位時間当たりの平均ログ量
H:一括差分複写業務のスケジュール間隔の時間
単位時間当たりの平均ログ量(L) = R × ( 1 + U ) × 更新件数 |
R:差分ログのレコード長(単位はバイト)
U:結合キー、クラスタキーまたは分割キーの値を更新するSQL文の比率 (0〜1)
差分ログのレコード長(R) = G + 2 + ( N1 + D1 ) + ( N2 + D2 ) + … ( Ni + Di ) |
G:グループ単位のレプリケーションの場合の制御情報の長さ(単位はバイト)。
グループ単位のレプリケーションの場合で、抽出する項目にナル表示域を指定した場合は8となります。ナル表示域を指定しない場合は6となります。
表単位のレプリケーションの場合は、0となります。
N1、N2…Ni:ナル表示域の長さ。抽出する項目にナル表示域を指定した場合は2となります。指定しない場合は0となります。(単位はバイト)
D1、D2…Di:抽出する各項目の長さ。可変長の場合は、最大長で見積りを行ってください。また、グループ単位のレプリケーションの場合は、当該グループに属するすべての表の項目の長さを含めてください。(単位はバイト)
差分ログファイルは、自動的に容量が拡張されます。拡張された領域は、抽出処理によって差分データが抽出されるときに自動的に返却されます。拡張サイズを以下に示します。
初期量 |
拡張サイズ |
---|---|
20メガバイト未満 |
初期量の25% |
20メガバイト以上、2ギガバイト未満 |
5メガバイト |
2ギガバイト以上 |
50メガバイト |
クラスタキー、分割キー、および項目の長さについては、“Symfoware Server RDBユーザーズガイド データベース定義編”および“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
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