FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス | > 6.20 lxrpocreコマンド |
入力ファイルの文法の説明を以下示します。
定義項目の記述について
定義項目を“キーワード=値”の形式で記述します。
“キーワード”と“=”の間には空白および改行を記述することができます。
“=”と“値”の間には空白および改行を記述することができます。
“値”の後には空白を記述することができます。ただし、改行は必ず記述してください。
1行に記述できる文の長さは、最大1023バイトです。
“キーワード”の途中に空白および改行は記述できません。
“値”の記述形式は、定義項目により7種類に分けられます。以下の表に記述形式を示します。項番の1〜7は、“6.20.1 入力ファイルの記述形式”で説明している1〜7の表記に対応しています。
項番 |
種類 |
値 |
記述形式 |
---|---|---|---|
1 |
識別子 |
18文字または30文字以内の文字列を記述します。全角、半角、大文字、小文字は区別されます。 |
|
2 |
識別子のリスト |
|
識別子を2つ以上記述するときは、半角カンマ“,”で区切ります。 |
3 |
決められた文字列 |
指定可能な文字列を選択し記述します。 |
|
4 |
整数 |
半角数字で記述します。 |
|
5 |
パス名 |
|
絶対パス名で記述します。 |
6 |
条件文字列 |
|
等値指定(=指定)が指定できます。 |
7 |
決められた文字列のリスト |
|
指定可能な文字列を半角括弧“( )”で括って記述します。文字列を2つ以上記述するときは、半角カンマ“,”で区切ります。半角カンマ“,”の前後には、空白および改行を記述することができます。 |
条件文字列の文法について
条件文字列には、以下が指定できます。
(<列名のリスト>) = (<動的パラメタのリスト>) USING (<定数のリスト>) [ { , (<定数のリスト>) } ...] |
列名のリストとは、列名を2つ以上記述するとき、半角カンマ“,”で区切ることを意味します。
動的パラメタのリストとは、動的パラメタを2つ以上記述するとき、半角カンマ“,”で区切ることを意味します。
定数のリストとは、定数を2つ以上記述するとき、半角カンマ“,”で区切ることを意味します。
列名は、30文字以内の識別子です。
動的パラメタは、半角疑問符“?”1文字です。
リストを構成する要素(列名、動的パラメタおよび定数)の個数は、すべて同じである必要があります。
定数の形式については“付録C 抽出定義の条件文字列に指定する定数の形式”を参照してください。
以下に条件文字列の指定例を示します。
例1:COL1=10かつCOL3='AAA'または、 COL1=20かつCOL3='BBB'の行を抽出します。 (COL1,COL3)=(?,?) USING (10,'AAA'),(20,'BBB')
コメント、空行について
コメントを記述する場合、その行の先頭に“#”を記述します。
改行文字までがコメントになります。改行は必ず記述してください。
コメントの“#”文字の前に空白などは指定できません。
空白または改行だけの行は、コメントと同様に無視されます。
2つ以上の定義記述について
入力ファイルには2つ以上の定義を記述することができます。この場合、記述した順番で先頭から処理されます。
2つ以上の定義を記述する場合、区切り行(間の行)の先頭に“;”を記述します。
区切り行の“;”文字の前に空白などは指定できません。
区切り行の“;”の後には空白を記述することができます。ただし、改行は必ず記述してください。
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