FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス |
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報取得コマンド
Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報、および性能情報を出力する操作
lxreppda { -v | -p 時間間隔 [繰り返し回数] } |
本コマンドは、Symfoware抽出レプリケーションにおけるチューニングの設定情報の出力と、性能情報の取得および出力を行います。
性能情報は、本コマンド実行時から時間間隔オペランドに指定された間隔ごとに取得し、出力します。
本コマンドは、以下のSymfoware抽出レプリケーションの場合にだけ使用できます。
Solarisの場合:Linkexpress Replication option 4.0以降
Linuxの場合:Linkexpress Replication option V4.0以降
Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報(-vオプション指定)の出力の場合
トランザクションログファイルへの書き込みバッファ数(サイズ)
差分ログ処理単位
差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数
トランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合
※各チューニングパラメタの設定方法は、“2.2.5.3 動作環境ファイルの作成”を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーションの性能情報(-pオプション指定)の出力の場合
以下に出力される“項目名”、および“データ”について説明します。
出力される“データ”の列は、性能情報を取得した時間ごとに1行で出力します。
項目名 |
意味 |
出力形式 |
---|---|---|
DateTime |
性能情報を取得した日時を意味します。 |
例) |
TRFDtWrFq |
“トランザクションログファイルデータ部書き込み回数”を意味します。 |
例)35 |
TRFDtWrSz |
“トランザクションログファイルのデータ部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 |
例)100 |
TRFIxWrFq |
“トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み回数”を意味します。 |
例)10 |
TRFIxWrSz |
“トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 |
例)4 |
WrBfDryFq |
“トランザクションログファイル書き込みバッファの枯渇発生回数”を意味します。 |
例)2 |
TrnNm |
“トランザクション数”を意味します。 |
例)4 |
SqlPrcNm |
“SQL処理件数”を意味します。 |
例)206 |
CapaDftFq |
“トランザクションログファイル容量不足発生回数”を意味します。 |
例)2 |
TRFUseSz |
“トランザクションログファイルの使用量”(単位:Kbyte)を意味します。 |
例)9216 |
TRFUseRt |
“トランザクションログファイルの使用率”(単位:%)を意味します。 |
例)90 |
CmtUnPrcTrnNm |
“コミット済未処理トランザクション数”を意味します。 |
例)13 |
TRFRdFq |
“トランザクションログファイル読み込み回数”を意味します。 |
例)10 |
TRFRdSz |
“トランザクションログファイル読み込み量”(単位:Kbyte)を意味します。 |
例)320 |
DLFSyFq |
“差分ログファイルへの書き込み保証実行回数”を意味します。 |
例)3 |
SyWtTrnNm |
“差分ログファイルへの書き込み保証待ちトランザクション数”を意味します。 |
例)2 |
DLFExpFq |
“差分ログファイルの容量拡張回数”を意味します。 |
例)5 |
SyPrcNm |
“差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象トランザクション数”を意味します。 |
例)2 |
SyPrcDLFMaxNm |
“差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象差分ログファイル数”を意味します。 |
例)2 |
Symfoware/RDBが起動されていない場合、本コマンドは異常終了します。
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
チューニング方法については、“付録H レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。
0:正常終了
1:異常終了
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