FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 コマンドリファレンス

6.18 lxreppdaコマンド

[名称]

Symfoware抽出レプリケーションの性能情報取得コマンド

[形式]

Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報、および性能情報を出力する操作

  lxreppda { -v | -p 時間間隔 [繰り返し回数] } 

[機能説明]

本コマンドは、Symfoware抽出レプリケーションにおけるチューニングの設定情報の出力と、性能情報の取得および出力を行います。

性能情報は、本コマンド実行時から時間間隔オペランドに指定された間隔ごとに取得し、出力します。

本コマンドは、以下のSymfoware抽出レプリケーションの場合にだけ使用できます。

Solarisの場合:Linkexpress Replication option 4.0以降
Linuxの場合:Linkexpress Replication option V4.0以降

[オプションの意味]

-v

Symfoware抽出レプリケーションのチューニングの設定情報を出力します。
-p

Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を出力します。
時間間隔

Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を取得する間隔を1から3600までの数字で指定します。指定する値の単位は秒です。lxreppdaコマンドを実行してから指定された時間間隔ごとに取得した性能情報を出力します。
繰り返し回数

Symfoware抽出レプリケーションの性能情報を出力する回数を1から100000までの数字で指定します。繰り返し回数を省略した場合、1回だけ出力します。

[表示形]

  1. トランザクションログファイルへの書き込みバッファ数(サイズ)

  2. 差分ログ処理単位

  3. 差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数

  4. トランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合

※各チューニングパラメタの設定方法は、“2.2.5.3 動作環境ファイルの作成”を参照してください。

以下に出力される“項目名”、および“データ”について説明します。

出力される“データ”の列は、性能情報を取得した時間ごとに1行で出力します。

項目名

意味

出力形式

DateTime

性能情報を取得した日時を意味します。

例)
2004/09/13 15:40:04

TRFDtWrFq

“トランザクションログファイルデータ部書き込み回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)35

TRFDtWrSz

“トランザクションログファイルのデータ部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)100

TRFIxWrFq

“トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)10

TRFIxWrSz

“トランザクションログファイルのインデックス部の書き込み量”(単位:Kbyte)を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)4

WrBfDryFq

“トランザクションログファイル書き込みバッファの枯渇発生回数”を意味します。

例)2

TrnNm

“トランザクション数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)4

SqlPrcNm

“SQL処理件数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)206

CapaDftFq

“トランザクションログファイル容量不足発生回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)2

TRFUseSz

“トランザクションログファイルの使用量”(単位:Kbyte)を意味します。
性能情報を取得した時の値です。

例)9216

TRFUseRt

“トランザクションログファイルの使用率”(単位:%)を意味します。
性能情報を取得した時の値です。

例)90

CmtUnPrcTrnNm

“コミット済未処理トランザクション数”を意味します。
性能情報を取得した時の値です。

例)13

TRFRdFq

“トランザクションログファイル読み込み回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)10

TRFRdSz

“トランザクションログファイル読み込み量”(単位:Kbyte)を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)320

DLFSyFq

“差分ログファイルへの書き込み保証実行回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)3

SyWtTrnNm

“差分ログファイルへの書き込み保証待ちトランザクション数”を意味します。
性能情報を取得した時の値です。

例)2

DLFExpFq

“差分ログファイルの容量拡張回数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。
差分ログファイルが複数存在する場合は、それぞれの差分ログファイルで発生した容量拡張回数の合計値となります。

例)5

SyPrcNm

“差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象トランザクション数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した“差分ログファイルへの書き込み保証実行回数”に対する平均値です。

例)2

SyPrcDLFMaxNm

“差分ログファイルへの書き込み保証処理に対する対象差分ログファイル数”を意味します。
指定した時間間隔内に発生した値です。

例)2

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

1:異常終了


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1998-2005