FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス |
調査情報収集コマンド
lxrepgetdata [ -r 抽出定義名 | -g レプリケーショングループ名 ] [ -L { LEVEL0 | LEVEL1 | LEVEL2 } ] [ -d出力先ディレクトリパス名 ] |
本コマンドは、Symfoware抽出レプリケーション、およびOracle抽出レプリケーションにおいて、原因究明が困難である事象が発生した場合に、調査情報を収集する機能です。
なお、本コマンドはSymfoware抽出レプリケーションとOracle抽出レプリケーションの共通コマンドです。
本コマンドは、以下の場合にだけ使用できます。
Solarisの場合:Linkexpress Replication option 4.0以降
Linuxの場合:Linkexpress Replication option V4.0以降
レベル |
意味 |
---|---|
LEVEL0 |
環境変数RDBNAMEまたはORACLE_SIDに従い、本コマンドを実行したシステム(複写元システムまたは複写先システム)の情報を収集します。システム情報とは、主に以下の情報です。
|
LEVEL1 |
環境変数RDBNAMEまたはORACLE_SIDに従い、LEVEL0で収集する情報に加え、-rオプションに指定した抽出定義名、または-gオプションに指定したレプリケーショングループ名に対応する定義関連情報を収集します。 |
LEVEL2 |
環境変数RDBNAMEまたはORACLE_SIDに従い、LEVEL0、およびLEVEL1で収集する情報に加え、-rオプションに指定した抽出定義名、または-gオプションに指定したレプリケーショングループ名に対応する差分ログ情報を収集します。 |
SolarisおよびLinuxの場合
/tmp
本コマンドは、スーパーユーザーで実行してください。
本コマンドは、Symfoware/RDB、Linkexpress、Linkexpress Replication option、Oracleを使用するのに必要な環境変数が設定されている必要があります。
複写元データベースまたは複写先データベースがSymfowareであり、マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
複写元データベースがOracleの場合、環境変数ORACLE_SIDを設定してください。
-LオプションにLEVEL1またはLEVEL2を指定した場合、Symfoware/RDBまたはOracleが起動されていない状態では、データベースに関する定義情報を取得することはできません。
0:正常終了
1:異常終了
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