FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス | > 6.14 lxextdbコマンド |
抽出データ格納ファイルに抽出されるデータの形式を以下に示します。データの形式は、抽出定義またはレプリケーショングループの定義の抽出差分形式(DIFFTYPE)によって分類すると以下の2種類があります。
オープン独自形式(“DIFFTYPE = OPEN”のとき)
ジャーナル形式(“DIFFTYPE = JNL”のとき)
表単位のレプリケーションの場合で、ナル表示域ありのとき
図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、同じ長さのレコードが連続した形で格納されます。
なお、表単位のレプリケーションの場合で、抽出差分形式(DIFFTYPE)にジャーナル形式(JNL)を指定している場合でも全件抽出を指定した場合は、この形式でデータが抽出されます。
レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)
抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)に可変長ログ形式(LITTLE)を指定した場合に、レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。
抽出定義の差分データ形式に標準形式(NORMAL)を指定した場合、本フィールドは存在しません。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:全件抽出
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
0xffff:抽出件数が0件の全件抽出
ナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:ナル値でない
0xffff:ナル値
抽出件数が0件の全件抽出の場合、本フィールドは存在しません。
データ項目(長さ:データ型によって異なる)
各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。
各項目の長さは、データ型および、抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)の指定によって異なります。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
抽出件数が0件の全件抽出の場合、本フィールドは存在しません。
表単位のレプリケーションの場合で、ナル表示域なしのとき
図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、同じ長さのレコードが連続した形で格納されます。
レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)
抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)に可変長ログ形式(LITTLE)を指定した場合に、レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。
抽出定義の差分データ形式に標準形式(NORMAL)を指定した場合、本フィールドは存在しません。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:全件抽出
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
0xffff:抽出件数が0件の全件抽出
データ項目(長さ:データ型によって異なる)
各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。
各項目の長さは、データ型および、抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)の指定によって異なります。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
抽出件数が0件の全件抽出の場合、本フィールドは存在しません。
表単位のレプリケーションの場合
図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、同じ長さのレコードが連続した形で格納されます。
レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)
レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。
有効列数(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
抽出される項目数だけでなく差分反映操作も個数に含まれます。
差分反映操作のナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
つねに0x0000が設定されます。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
ナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:ナル値でない
0xffff:ナル値
データ項目(長さ:データ型によって異なる)
各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
グループ単位のレプリケーションの場合で、ナル表示域ありのとき
図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、異なる長さのレコードが連続した形で格納されます。抽出定義の差分ログ形式(LOGTYPE)が標準形式(NORMAL)の場合も、可変長ログ形式(LITTLE)の場合もどちらも同じ形式になります。
レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)
レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。
有効列数(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
抽出される項目数だけでなく抽出識別子および差分反映操作も個数に含まれます。コミットレコードの場合は差分反映操作だけの個数が設定されます。
抽出識別子(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
抽出側のレプリケーショングループ内の表に対するユニークなIDが設定されます。全件抽出の場合はつねに0x0000が設定されます。
コミットレコードの場合、本フィールドは存在しません。
差分反映操作のナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
つねに0x0000が設定されます。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:全件抽出
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
0xffff:抽出件数が0件の全件抽出
0x8000:コミットレコード
ナル表示域(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:ナル値でない
0xffff:ナル値
抽出件数が0件の全件抽出の場合およびコミットレコードの場合、本フィールドは存在しません。
データ項目(長さ:データ型によって異なる)
各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。
各項目の長さは、データ型および、抽出データの差分データ形式(LOGTYPE)の指定によって異なります。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
抽出件数が0件の全件抽出の場合およびコミットレコードの場合、本フィールドは存在しません。
グループ単位のレプリケーションの場合で、ナル表示域なしのとき
図は1つのレコードを表したもので、ファイル内には、異なる長さのレコードが連続した形で格納されます。抽出定義の差分ログ形式(LOGTYPE)が標準形式(NORMAL)の場合も、可変長ログ形式(LITTLE)の場合もどちらも同じ形式になります。
レコード長(長さ:4バイト、属性:INTEGER)
レコードの先頭から末尾までの長さが設定されます。
有効列数(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
抽出される項目数だけでなく抽出識別子および差分反映操作も個数に含まれます。コミットレコードの場合は差分反映操作だけの個数が設定されます。
抽出識別子(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
抽出側のレプリケーショングループ内の表に対するユニークなIDが設定されます。全件抽出の場合はつねに0x0000が設定されます。
コミットレコードの場合、本フィールドは存在しません。
差分反映操作(長さ:2バイト、属性:SMALLINT)
0x0000:全件抽出
0x0001:追加差分
0x0002:更新差分
0x0003:削除差分
0xffff:抽出件数が0件の全件抽出
0x8000:コミットレコード
データ項目(長さ:データ型によって異なる)
各項目のデータがバイナリ形式で抽出されます。
各項目の長さは、データ型および、抽出定義の差分データ形式(LOGTYPE)の指定によって異なります。
詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。
抽出件数が0件の全件抽出の場合およびコミットレコードの場合、本フィールドは存在しません。
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