FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第6章 コマンドリファレンス | > 6.1 lxrepcreコマンド |
定義項目の説明を以下に示します。
基本情報
定義項目 | キーワード | 説明 |
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抽出定義名 | REPNAME | 表単位のレプリケーションの場合、抽出定義の名前を指定します。 グループ単位のレプリケーションの場合は、レプリケーショングループに属する抽出定義の名前を指定します。 “\”記号および半角英小文字は使用できません。 本オペランドを指定した場合、GRPNAMEオペランド(レプリケーショングループ名)を指定することはできません。 |
レプリケーショングループ名 | GRPNAME | グループ単位のレプリケーションの場合、レプリケーショングループの名前を指定します。 “\”記号および半角英小文字は使用できません。 本オペランドを指定した場合、REPNAMEオペランド(抽出定義名)を指定することはできません。 |
運用種別 | REPTYPE | 表単位のレプリケーションの場合は、以下のように指定します。
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対象データベース情報
定義項目 | キーワード | 説明 |
---|---|---|
データベース種別 | DBMSKIND | データベースシステムの種別を指定します。“SYMFO”だけが指定できます。 |
データベースコード系 | INCODE | データベースシステムのコード系を指定します。 以下のどれかの値が指定できます。
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データベース名 | DATABASE | 抽出対象の表が定義されているデータベース名を指定します。 |
スキーマ名 | SCHEMA | 抽出対象の表が定義されているスキーマ名を指定します。 |
表名 | TABLE | 抽出対象の表名を指定します。 ビュー表は指定できません。 |
表のDSI名 | DSI | 抽出対象の表内の特定のDSIを抽出対象とする場合に、表のDSI名を指定します。 省略時は、すべての表のDSIが対象となります。 |
結合キー項目指定 | JOIN | 表内のどの一意性制約を差分反映先のキーと対応させるかを列名のリストで指定します。 指定する列名は、表内の任意の一意性制約の構成列と過不足なく一致している必要があります。 省略時は、表のPRIMARY KEYの列名を指定したものとみなされます。 表にPRIMARY KEYがなく、UNIQUEしかない場合は、結合キー項目指定は省略できません。 |
項目指定 | SELECT | 表内のどの項目をどの順番で対象とするかを列名のリストで指定します。 運用種別に“COPY”を指定した場合は、結合キー項目をすべて含むように指定する必要があります。 省略時は、すべての項目が表定義の順序で指定されたものとみなされます。 同じ列名を2つ以上指定することはできません。 |
条件指定 | WHERE | 表内のどのような条件を満たすデータ(行)を対象とするかを指定します。 条件は、等値指定(=指定)または範囲指定(BETWEEN指定)が指定できます。 省略時は、すべてのデータが対象となります。 |
レプリケーショングループに属する抽出定義名 | MEMBER | レプリケーショングループに属する抽出定義名をリストで指定します。 GRPNAMEオペランドでレプリケーショングループ名を指定した場合に指定します。 指定できる抽出定義名は最大128個です。 定義されていない抽出定義を指定することはできません。 同じ抽出定義名を2つ以上指定することはできません。 1つの抽出定義を2つ以上のレプリケーショングループに所属させることはできません。 対象となるデータベース名(DATABASEオペランドで指定)が異なる抽出定義を同じレプリケーショングループに所属させることはできません。 |
差分運用情報
定義項目 | キーワード | 説明 |
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差分ログファイル格納ディレクトリパス名 | LOGPATH | 差分ログファイルを作成するディレクトリパス名を絶対パス名で指定します。 ディレクトリパスには以下を指定してください。 Windows NT(注1):NTFS Solaris、Linux:UNIXファイルシステム ディレクトリパス名の長さは、最大214バイトです。 空白を含むディレクトリパス名は、指定できません。 ディレクトリパスは事前に作成する必要があります。 コマンド実行者は、ディレクトリパスにファイルを作成する権限が必要です。 |
差分ログファイルサイズ | LOGSIZE | 差分ログファイルのサイズを指定します。 指定したサイズのファイルが差分ログファイル格納ディレクトリパス名配下に確保されます。 サイズには、以下の3種類の単位が指定できます。
単位を省略した場合、またはK(キロバイト)を指定した場合、指定できる範囲は、512〜4294967296です。 M(メガバイト)を指定した場合、指定できる範囲は、1〜4194304です。 G(ギガバイト)を指定した場合、指定できる範囲は、1〜4096です。 また、差分ログァイル種別を指定することができます。差分ログファイル種別には、以下の2種類があります。
例1)LOGSIZE=2048,NORMAL 例2)LOGSIZE=100M,LARGE 差分ログファイル種別を省略した場合、NORMALを指定したとみなされます。 差分ログファイル種別を省略した場合、またはNORMALを指定した場合、自動容量拡張時に拡張される差分ログファイルのサイズは、2Gバイトまでです。 本キーワードを省略した場合、512(単位、およびNORMAL省略)を指定したとみなされます。 |
差分ログファイル警告率 | LOGWARN | 差分ログファイルに蓄積されたデータ量が指定した割合を超えたときに、コンソール(注2)に対して警告メッセージが通知されます。 単位はパーセントです。 1〜100の値が指定できます。 省略時は、警告メッセージは通知されません。 |
注1)Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003を含みます。
注2)コンソールについては、“はじめに”を参照してください。
抽出情報
定義項目 | キーワード | 説明 |
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抽出コード系 | OUTCODE | 抽出データのコード系を指定します。 以下のどれかの値が指定できます。
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抽出差分形式 | DIFFTYPE | 抽出データの形式を指定します。 オープンサーバ間で表単位のレプリケーションを行う場合は、“OPEN”(オープン独自形式)を指定します。 オープンサーバ間でグループ単位のレプリケーションを行う場合は、“JNL”(ジャーナル形式)を指定します。 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションを行う場合は、“JNL”を指定します。 |
ナル表示域の有無 | NULLIND | 抽出データにナル表示域を持つ場合は“YES”を指定します。 抽出データにナル表示域を持たない場合は“NO”を指定します。 省略時は、“YES”を指定したものとみなされます。 表単位のレプリケーションの形式でかつ、抽出差分形式が“JNL”(ジャーナル形式)のときは指定できません。 |
バイトスワップの指定 | BYTESWAP | 抽出データのバイトオーダをBIG(前進法)からLITTLE(後退法)に変更する場合は“BIG-LITTLE”を指定します。 抽出データのバイトオーダをLITTLE(後退法)からBIG(前進法)に変更する場合は“LITTLE-BIG”を指定します。 抽出データのバイトオーダを変更しない場合は“NO”を指定します。 省略時は、“NO”を指定したものとみなされます。 |
差分データ形式 | LOGTYPE | 差分データの形式を指定します。 差分データ形式の詳細は、“付録B 抽出データ項目の形式”を参照してください。 以下のどちらかの値が指定できます。 省略時は、NORMALを指定したとみなされます。 |
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