FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第3章 オープンサーバ間:Oracle抽出レプリケーション> 3.5 抽出定義> 3.5.1 抽出定義コマンド

3.5.1.1 抽出定義

抽出定義の方法を、以下の運用例に基づいて説明します。

なお、ここで説明するもの以外にも抽出定義の定義項目は存在します。詳細については、“6.20 lxrpocreコマンド”を参照してください。

[レプリケーション運用]


[抽出定義コマンドの入力ファイルの記述]

以下に抽出定義のオペランドについて説明します。各オペランドの番号は、入力ファイルの記述例の番号と対応します。

  1. REPNAME(抽出定義

    抽出定義名を指定します。

  2. REPTYPE(運用種

    レプリケーションの運用種別を指定します。

  3. DBMSKIND(データベース種

    データベースシステムの種別を指定します。

    Oracle抽出レプリケーションの場合は“ORACLE”を指定します。

  4. INCODE(データベースコード

    データベースシステムのコード系を指定します。

  5. SCHEMA(スキーマ

    レプリケーションの対象となる表の所有者名(スキーマ名)を指定します。

  6. TABLE(表

    レプリケーションの対象となる表名を指定します。

  7. WHERE(条件指

    レプリケーションの対象となる条件を指定します。

  8. DATATYPE(抽出するデータ型の指

    複写先データベースの列のデータ型に合わせたデータ型を指定します。通常はDBサービス定義のINTABLE定義文のITEMオペランドのデータ型と合わせてください。指定可能な値および指定の考え方については、“6.20 lxrpocreコマンド”を参照してください。

  9. LOGPATH(差分ログファイル格納ディレクトリパス

    差分ログファイルを格納する任意のディレクトリパス名を指定します。

  10. LOGSIZE(差分ログファイルサイ

    差分ログファイルのサイズを指定します。

  11. LOGWARN(差分ログファイル警告

    差分ログファイルに蓄積されたデータ量が指定した割合を超えたときに、コンソールに対して警告メッセージが通知されます。なお、コンソールについては、“はじめに”を参照してください。

  12. OUTCODE(抽出コード

    抽出するコード系を指定します。

  13. DIFFTYPE(抽出差分形

    抽出データの形式を指定します。

    オープンサーバ間で表単位のレプリケーションの場合は、“OPEN”(オープン独自形式)を指定します。

  14. NULLIND(ナル表示域の有

    抽出データにナル表示域を含むかどうかを指定します。

  15. BYTESWAP(バイトスワップの指

    データの抽出時にバイトスワップを行うかどうかを指定します。


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