FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.11 レプリケーション運用の保守> 2.11.1 ログファイルの再作成

2.11.1.1 トランザクションログファイルの再作成

トランザクションログファイルの再作成の手順は、以下のとおりです。

(トランザクションログファイルのサイズ変更などの場合も、本手順で再作成することができます)

  1. 複写元システムのすべての利用者プログラムが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は、利用者プログラムの終了を待ってから操作を始めてください。

  2. 複写元システムのすべてのレプリケーション業務が処理中でないことを確認します。処理中の場合は、業務の完了を待ってから操作を始めてください。

  3. 複写元システムのすべての一括差分複写業務を中止します。

  4. 複写元システムのすべての抽出定義に対して、差分ログの取得を終了します。

  5. 複写元システムのすべての抽出定義に対して、差分ログの追出しを行います。

  6. 複写元システムのすべての抽出定義に対して、差分ログの破棄を行います。

  7. Symfoware/RDBの停止操作を行います。

  8. トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部を削除します。削除の方法については、“6.9 lxreplogコマンド(トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の削除)”を参照してください。

  9. トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部を再作成します。トランザクションログファイルの容量を増やす場合などは、この時に容量を大きく指定します。作成の方法については、“2.2.5.4 トランザクションログファイルの作成”および“6.8 lxreplogコマンド(トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成)”を参照してください。

  10. Symfoware/RDBの再起動を行います。

  11. 複写元システムのすべての抽出定義に対して全複写業務を行います。これにより、すべての複写元データベースと複写先データベースの同期をとることができます。

  12. 停止したすべての抽出定義に対して、差分ログの取得を開始します

  13. 中止した一括差分複写業務を開始します。

  14. 利用者プログラムを開始します。

各操作の詳細については、以下の参照項目を参照してください。

参照項目


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