FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.7 レプリケーションの運用

2.7.7 レプリケーション運用の終了

レプリケーション運用の終了とは、差分ログの取得を終了し、レプリケーションの運用をとり止めることです。

“レプリケーション運用の一時停止”同様、複写元データベースと複写先データベースの同期をとって、停止することを推奨します。

レプリケーション運用の終了は、以下のような場合に行います。

操作手順1:押出し型業務の場合

複写元システム

複写先システム

1. 利用者プログラムの完了待ち


2. 差分ログの取得終了


3. 一括差分複写業務の完了待ち


4. 一括差分複写業務の中止


5. 手動による同期操作


操作手順2:取込み型業務の場合

複写元システム

複写先システム

1. 利用者プログラムの完了待ち


2. 差分ログの取得終了



3. 一括差分複写業務の完了待ち


4. 一括差分複写業務の中止


5. 手動による同期操作

説明

  1. 複写元データベースを更新する利用者プログラムが実行中でないことを確認します。実行中の場合は、利用者プログラムの完了を待ってから操作を始めてください。

  2. 差分ログの取得終了を行います。

  3. 停止したい業務が処理中でないことを確認します。処理中の場合は、業務の完了を待ってから操作を始めてください。

  4. “業務の中止”の操作を行って、一括差分複写業務を中止します。

  5. “手動による同期操作”を行い、複写元データベースと複写先データベースの同期をとります。

注意事項

レプリケーション運用の終了では、2.の“差分ログの取得終了”の操作で、差分ログの追出しが完了します。このため、レプリケーション運用の終了では、“手動による同期操作”中の“差分ログの追出し”の操作は必要ありません。

参照項目


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