FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.7 レプリケーションの運用> 2.7.5 レプリケーション業務の取消し

2.7.5.2 処理中のレプリケーション業務の取消し

現在処理中のレプリケーション業務を取り消すことができます。取り消すことができるのは、処理中の業務だけです。すでに正常完了した(確定処理が完了した)業務については、取り消すことはできません。

なお、取り消したレプリケーション業務の種類または状態により、レプリケーション業務の復旧作業が必要な場合があります。レプリケーション業務の復旧作業については以下に説明します。また、レプリケーション業務の復旧作業を実施したあとで、以下に示す方法でレプリケーション業務の開始の操作を行ってください。

■レプリケーション業務の復旧作

■レプリケーション業務の開始の操

操作手順1:押出し型業務の場合

複写元システム

複写先システム

1. 取消し作業の開始


2. レプリケーション業務の復旧作業


3. レプリケーション業務の開始


操作手順2:取込み型業務の場合

複写元システム

複写先システム


1. 取消し作業の開始


2. レプリケーション業務の復旧作業


3. レプリケーション業務の開始

説明

  1. 異常完了したレプリケーション業務は、業務中止コマン(lxcanwrkコマン)またはLinkexpressクライアントの“業務監視ウィンド”の操作を行うことにより、取り消すことができます。

  2. 取り消したレプリケーション業務の種類または状態により、レプリケーション業務の復旧作業を実施します。復旧作業の中で実行する業務確定コマン(lxcmtdbコマン)に抽出定義名またはレプリケーショングループ名を指定します。
    レプリケーション業務の復旧作業の中で、グループ単位のレプリケーションの場合は、レプリケーショングループに属するすべての抽出定義に対して、全複写業務を開始します。

  3. 必要に応じてレプリケーション業務を開始してください。

参照項目


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