FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.7 レプリケーションの運用

2.7.3 レプリケーション運用の開始

レプリケーション運用の開始手順を以下に示します。

操作手順1:押出し型業務の場合

複写元システム

複写先システム

1. 一括差分複写業務の開始


2. 利用者プログラムの起動


操作手順2:取込み型業務の場合

複写元システム

複写先システム


1. 一括差分複写業務の開始

2. 利用者プログラムの起動


説明

  1. 業務のスケジュール種別が一定時間間隔繰返し(rtry)のときは、一括差分複写として定義した業務を指定して、“業務の開始”の操作を行います。この操作を行った時間を基点にして、指定した時間間隔で、一括差分複写業務が繰り返し実行されます。
    業務のスケジュール種別が日次(day)、週次(week)、月次(month)、年次(year)の場合は、指定した時刻に自動的に業務が実行されるので、業務の開始の操作を行う必要はありません。

  2. 次に、複写元システムで利用者プログラムを起動して複写元データベースの更新を行います。指定したスケジュールに従ってLinkexpress Replication optionが差分データを自動的に複写先データベースに複写します。

注意事項

業務のスケジュール種別に随時(real)が定義されている場合は、利用者プログラムの起動に関係なく、目的に合わせて“業務の開始”を操作してください。

参照項目

2.8.4.1 業務の開始


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