FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.5 DBサービス定義> 2.5.2 グループ単位のレプリケーションでのDBサービス定義

2.5.2.1 REPLICAGROUP定義文

REPLICAGROUP定義文は、レプリケーショングループを定義する定義文です。グループ単位のレプリケーションを行う場合に必要です。

レプリケーション運用例でのREPLICAGROUP定義文の記述例を以下に示します。

[REPLICAGROUP定義文の記述]

以下にREPLICAGROUP定義文のオペランドについて説明します。各オペランドの番号は、記述例の番号と対応します。

  1. NAMEオペラン(レプリケーショングループ

    レプリケーショングループ名(格納グループともいいます)を指定します。

    使用可能な文字は、半角の“#”、“@”、英大文字および数字であり、先頭の文字に数字は使用できません。

    指定できるグループ名は最大8文字です。

  2. MEMBERオペラン(レプリケーショングループに属するDBサービス定義の識別

    1つのレプリケーショングループに属するDBサービス定義の識別名(OUTTABLE識別名、メンバDBサービス定義ともいいます)を指定します。

    レプリケーショングループに属するDBサービス定義の識別名(OUTTABLE識別名)を1つ以上記述します。

    メンバの指定には以下の制約があります。

  3. FILEオペラン(入力ファイル

    入力ファイル名を指定します。本指定値は、一括差分複写の場合に有効となります。全複写の場合、INTABLE定義文のFILEオペランドの指定値を使用します。

  4. INCODEオペラン(入力データのコード

    入力データのコード系を指定します。

    [注意事項]

    INCODEオペランドにunicodeを指定した場合には、IN_UNICODE_TYPEオペランドの指定が必要です。詳細は、“6.34.1 lxgensvコマンド”を参照してください。

  5. INBYTEORDERオペラン(入力データの数値の表現形

    入力データのコード系がシフトJIS(MS)の場合、入力データに含まれる数値の表現形式を指定します。

  6. DATABASEオペラン(格納先データベース

    複写先データベースのデータベース名を18文字以内で指定します。

  7. OUTCODEオペラン(出力データのコード

    データベースへ反映するデータのコード系を指定します。

    [注意事項]

    OUTCODEオペランドにunicodeを指定した場合には、OUT_UNICODE_TYPEオペランドの指定が必要です。詳細は、“6.34.1 lxgensvコマンド”を参照してください。


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