負荷分散/QoS制御 機能ガイド
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第2章 機能

2.5 運用管理

Traffic Directorの運用管理機能は、管理コンソールおよびTraffic Director(サーバ)の2つのコンポーネントで構成されます。さらに、管理コンソールは、ポリシー・コンソールとモニタ・コンソールで構成されます。Traffic Director(サーバ)上には、管理コンソールからの指示にもとづいて情報を設定したり、情報を通知するためのコンポーネントが動作しています。

Traffic Directorは、ポリシー・ベースの集中管理ソリューションを提供します。1台の管理コンソールからネットワーク上に点在する複数のTraffic Director(サーバ)が動作する上で必要とする各種ポリシー情報を設定したり、Traffic Director(サーバ)が指示したポリシー情報通りに制御しているかを集中的に監視することができます。また、管理コンソールは、Systemwalker CentricMGRやFUJITSU Network Node Managerの管理コンソールのスナップインモジュールとして動作させることができますので、他の運用管理ソリューションと統合することができます。

ポリシー・コンソールで作成された各種ポリシー情報は、PBN(Policy Based Network)フレームワークの業界標準プロトコルであるCOPS(Common Open Policy Service : RFC2748)プロトコルを使用して、Traffic Director(サーバ)に配布されます。


下へ2.5.1 ポリシー・コンソール
下へ2.5.2 モニタ・コンソール
下へ2.5.3 時刻同期
下へ2.5.4 イベント通知

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