負荷分散/QoS制御 機能ガイド |
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第2章 機能 |
Traffic Directorは、Traffic Director(サーバ)の高可用性を実現する、ホットスタンバイ(二重化)機能を提供します。
Traffic Director (サーバ)がハードウェア故障などの原因でダウンした場合、ネットワークやサーバにアクセスできないといった本末転倒な事態が起きてしまいます。
Traffic Director (サーバ)を2台導入し、ホットスタンバイ構成をとることで、動作中のTraffic Director (サーバ)がダウンしても、待機しているもう1台のTraffic Director(サーバ)が自動的に異常を検出して処理を引き継ぎますので、このような不測の事態を回避し、信頼性の高いネットワークシステムを構築することができます。
ホットスタンバイ構成の2台のTraffic Director(サーバ)は、リアルタイムにコネクション情報や動作する上で必要な各種制御情報を最新情報に同期化しています。動作中のTraffic Director(サーバ)がダウンした場合にも、利用者は、Traffic Director(サーバ)のダウンを全く意識することなく業務を継続することができます。
ホットスタンバイ構成の2台のマシンは、ハードウェア構成を同一にする必要はありません。利用する機能が両方のマシンにインストールされ、動作する上で必要なディスク容量、メモリ容量が確保されていれば、機種やCPUタイプ、ディスク容量、メモリ容量が異なるマシンでも利用できます。
同期可能な情報については「負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド」を参照してください。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
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