負荷分散／QoS制御 テクニカルガイド

15.24 HTTPのリダイレクト先を誤ると無応答になる

負荷分散ポリシーや、アクセス制御ポリシーで指定するリダイレクト先のURLは、クライアントから接続可能なURLを指定するようにしてください。

また、リダイレクト先がTraffic Directorを通過した先のネットワーク上に存在する場合、そのアクセスもリダイレクトの評価対象になるため、リダイレクト先のURLがリダイレクト条件に合致する場合、永遠にリダイレクトされ、ネットワークが高負荷になることがあります。（初回のアクセスと、リダイレクトされたアクセスを区別することなく、評価および処理されます）

なお、「リダイレクト」は、負荷分散のように、Traffic Directorが代理接続したり、接続先を変更するものではありません。通常のWebサーバと同じように、アクセスするURLをクライアントに返却し、クライアントから再接続する動作になります。