負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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第9章 二重化構成時の注意点> 9.2 SafeLINK/GLSとの連携

9.2.3 切替方式の選択

SafeLINK/GLSには、ネットワーク2重化の方式としていくつかの方式がありますが、Traffic Directorでは、以下の方式をサポートします。

「SafeLINK 説明書 (伝送路二重化機能編)」の「第2章 機能概要」を参照の上、上記の、どの方式によりネットワークを2重化するかを決定してください。

GLS使用時には「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能編)」を参照してください。


NIC切替方式では、以下の注意事項があります。

SafeLINK/GLS及びSafeCLUSTER/PRIMECLUSTERとの組み合わせで、構築可能な負荷分散構成は以下の通りです。(負荷分散機能以外のQoS制御、アクセス制御・アドレス変換機能はSafeLINK/GLSとは併用できません。)

クラスタ構成(SafeCLUSTER/PRIMECLUSTER)

SafeLINK/GLS

サポート機能(○:使用可能、×:使用不可)

備考

並列型

通過型

なし(シングルサーバ構成)

高速切替方式

×

NIC切替方式

×

×

あり(ホットスタンバイ構成)

高速切替方式

×

NIC切替方式

×

IIOPメソッド毎負荷分散機能は未サポートです(*)

*:ネーミングサービスのオブジェクトリファレンスの獲得時負荷分散でネーミングサービスコネクションの切断処理を不要にすることはできません。


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