負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド |
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第9章 二重化構成時の注意点 | > 9.2 SafeLINK/GLSとの連携 |
SafeLINK/GLSには、ネットワーク2重化の方式としていくつかの方式がありますが、Traffic Directorでは、以下の方式をサポートします。
「SafeLINK 説明書 (伝送路二重化機能編)」の「第2章 機能概要」を参照の上、上記の、どの方式によりネットワークを2重化するかを決定してください。
GLS使用時には「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能編)」を参照してください。
NIC切替方式では、以下の注意事項があります。
SafeLINK/GLS及びSafeCLUSTER/PRIMECLUSTERとの組み合わせで、構築可能な負荷分散構成は以下の通りです。(負荷分散機能以外のQoS制御、アクセス制御・アドレス変換機能はSafeLINK/GLSとは併用できません。)
クラスタ構成(SafeCLUSTER/PRIMECLUSTER) |
SafeLINK/GLS |
サポート機能(○:使用可能、×:使用不可) |
備考 |
|
並列型 |
通過型 |
|||
なし(シングルサーバ構成) |
高速切替方式 |
× |
○ |
− |
NIC切替方式 |
× |
× |
− |
|
あり(ホットスタンバイ構成) |
高速切替方式 |
× |
○ |
− |
NIC切替方式 |
× |
○ |
IIOPメソッド毎負荷分散機能は未サポートです(*) |
*:ネーミングサービスのオブジェクトリファレンスの獲得時負荷分散でネーミングサービスコネクションの切断処理を不要にすることはできません。
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