負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス |
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第1章 ポリシー情報の設定 | > 1.5 イベント・ポリシー |
イベント・ルールを作成します。イベント・コードや、発生元コンポーネントの種類によりフィルタリングして、必要なイベントを Systemwalker CentricMGR や Fujitsu Network Node Manager のような SNMPマネージャへ、さらに電子メール(即時送信/ダイジェスト送信)により携帯電話などへ通知するルールを作成します。
ネームスペースから、イベント・ルールを作成する「イベント・ポリシー」をクリックします。
「編集」メニューから、「新規作成」、「イベント・ルール」を選択します。
■「ルール」タブ
ID
イベント・ルールを識別するために、他と重ならないIDを自動生成します。
イベント・ルール・オブジェクトをコピーまたは貼り付けした場合、IDが他のオブジェクトと重なる場合があり、「ポリシー全体を検査」および「ポリシー全体を検査して配信」したときにエラーとなります。IDが重なった場合は をクリックし、IDを再生成してください。
名前
イベント・ルールの名前を入力します。ここで入力した内容がネームスペースに反映されます。
注釈
必要に応じて、イベント・ルールの注釈を入力します。
イベント種別
イベントの通知方法を以下の項目から選択します。
大量に発生するイベントには、“電子メール”を設定しないでください。電子メールサーバや電子メールクライアントに多くの負荷をかけてしまいます。負荷分散対象サーバの故障など重要度の高いイベントに限定してください。
■「条件」タブ
対象セット
イベントコードが収められているMIBとして、「Interstage Policy Framework V7.0 L10 MIB(Windows)」、「Interstage Policy Framework 7.0 MIB(Solaris)」、「Interstage Policy Framework V7.0 L10 MIB(Linux)」を設定します。対象となるコンポーネントのプラットホームに従って設定してください。
対象イベント
通知の対象となるイベントを選択します。
すべてのイベントを通知の対象とする場合は、“全てのイベントを通知する”のチェックボックスをチェックします。
対象コンポーネント
イベント通知の対象となるコンポーネント(サービス)を選択します。
すべてのコンポーネントをイベント通知の対象とする場合は、“全てのコンポーネントを対象とする”のチェックボックスをチェックします。
対象セットの「Interstage Policy Framework V6.0 L10 MIB」は、Interstage Security Director 用に用意されているものです。Interstage Traffic Directorでは使用しないでください。
■「動作」タブ(SNMPトラップを選択した場合)
文字コード
SNMPトラップで日本語の内容を送信する場合は、“SHIFT JIS”および“EUC”から選択することができます。
以下のSNMPマネージャと連携する場合は、文字コードは、“SHIFT-JIS”を選択することをお勧めします。
コミュニティ名
SNMPトラップの送信に使用するコミュニティ名を入力します。コミュニティ名は、UTF-8で255バイトまで入力可能です。
通知先
SNMPトラップの送信先ホストをアドレス・リソースから選択します。
■「動作」タブ(電子メール(即時送信)を選択した場合)
ネットワーク・サーバが動作するコードページが“日本”の場合は、電子メールは、“JIS(ISO-2202-JP)”固定となります。それ以外はASCIIと見なします。
送信先アドレス( To: )
電子メールの通知先を指定します。複数箇所へ送信する場合は、カンマ(,)で区切ります。E-Mailアドレス(送信先)は、複数指定時のカンマ(,)も含めて、UTF-8で255バイトまで入力可能です。
アドレスは、正しいアドレスであるか十分確認してください。
送信元アドレス( From: )
電子メールの送信元 (発信元)を指定します。E-Mailアドレス(送信元)は、UTF-8で255バイトまで入力可能です。アドレスは、正しいアドレスであるか十分確認してください。
送信元アドレスが省略された場合、送信先アドレスが使用されます(複数指定されていた場合は、1つ目のアドレス)。しかし、送信元と送信先が同じとなる電子メールを、携帯電話宛てに送信した場合、先方の受信設定によっては、迷惑メールと判断(送信元詐称)され、廃棄される場合があります。ご注意ください。
メールサーバ
電子メールを送るSMTPサーバの名前を指定します。SMTPサーバの名前は、UTF-8で255バイトまで入力可能です。省略した場合は、“localhost”となり、ネットワーク・サーバ内で、SMTPサーバが共存して動作していると解釈します。メール・サーバ(SMTP)が動作していないネットワーク・サーバでは、省略および“localhost”としないで、必ず設定をしてください。
■「動作」タブ(電子メール(ダイジェスト送信)を選択した場合)
ネットワーク・サーバが動作するコードページが“日本”の場合は、電子メールは、“JIS(ISO-2202-JP)”固定となります。それ以外はASCIIと見なします。
送信先アドレス( To: )
電子メールの通知先を指定します。複数箇所へ送信する場合は、カンマ(,)で区切ります。E-Mailアドレス(送信先)は、複数指定時のカンマ(,)も含めて、UTF-8で255バイトまで入力可能です。
アドレスは、正しいアドレスであるか十分確認してください。
送信元アドレス( From: )
電子メールの送信元 (発信元)を指定します。E-Mailアドレス(送信元)は、UTF-8で255バイトまで入力可能です。アドレスは、正しいアドレスであるか十分確認してください。
送信元アドレスが省略された場合、送信先アドレスが使用されます(複数指定されていた場合は、1つ目のアドレス)。しかし、送信元と送信先が同じとなる電子メールを、携帯電話宛てに送信した場合、先方の受信設定によっては、迷惑メールと判断(送信元詐称)され、廃棄される場合があります。ご注意ください。
メールサーバ
電子メールを送るSMTPサーバの名前を指定します。SMTPサーバの名前は、UTF-8で255バイトまで入力可能です。
省略した場合は、“localhost”となり、ネットワーク・サーバ内で、SMTPサーバが共存して動作していると解釈します。メール・サーバ(SMTP)が動作していないネットワーク・サーバでは、省略および“localhost”としないで、必ず設定をしてください。
通知間隔
イベントをまとめて送る通知間隔を1〜1440分の範囲で設定します。“イベントが発生しない場合も通知を行う”のチェックボックスをチェックすると、通知間隔時間内にイベントが発生しない場合でも、その旨のメールを通知します。
ダイジェスト分割
巨大なダイジェストメールを分割する場合、1つのメールに格納できるサイズを250〜10000バイトの範囲で入力します。
このサイズを超えるイベントは、次のメールに格納されて送信されます。ただし、1つのイベントメッセージがこのサイズに入りきらない場合は、このイベントの後半は、破棄されます。1メッセージの最大文字数に制限がある電子メール・プログラム(例えば携帯電話など)を使用する場合に指定します。
電子メール(ダイジェスト)送信の通知間隔は、送信処理時間に依存するため、通知間隔で設定した値に対して1分間程度の誤差が発生する場合があります。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
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