Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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目次
索引
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- 第4章 格納構造
- 4.1 表の格納構造の特徴
4.1.1 SEQUENTIAL構造
SEQUENTIAL構造は、データをその挿入順に格納する構造です。
図:SEQUENTIAL構造の概略に在庫表を例にとってSEQUENTIAL構造の概略を示します。
■データ処理のパターンに対するSEQUENTIAL構造の特徴
データの処理の効率に一番影響のある要因は入出力回数です。SEQUENTIAL構造の場合は、以下の特徴があります。
- データ処理はインデックスがない場合、全データを参照するため、入出力回数はデータ量に大きく依存します。したがって、列を指定するデータ操作がある場合には、その列に対応するインデックスの付加が必要になります。
なお、インデックスを付加する場合に考慮すべき事項は、“BTREE構造”を参照してください。
■SEQUENTIAL構造のページ長の指定
SEQUENTIAL構造では、ページ長はDSO定義のPAGESIZEオプションで指定します。
ページ長の指定の際の考慮点には以下のものがあります。
- 表の列にBLOB型が含まれない場合は、表の1行に対応するデータが1ページに収まる必要があります。
- BLOB型の列を含む表を定義したり、表定義の変更でBLOB型の列を追加した場合は、表の1行に対応するデータが1ページを超えても問題ありません。ただし、BLOB型の列以外の列におけるデータの合計長は、1ページに収まる必要があります。
■SEQUENTIAL構造でインデックスの付加が必要な場合
対応する表の一意性制約の列に対しては、インデックスの付加が必要になります。インデックスが付加されていない状態だと、表にアクセスすることはできません。
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